【港区】Bills@表参道店 体験記
港区夫婦です。今回はBillsの表参道店に行ってきましたので、その時の体験記について記述します。Billsは今まで様々な店舗に行きましたが、Billsの場合、店舗によって全然雰囲気が違いますので、その違いも理解しながら楽しむと面白いかなと思います。
今回のBillsはギリギリ表参道といったところで、原宿との境にあります。港区夫婦は基本的に表参道ヒルズまでしか表参道を訪問することはありませんが、今回はBillsの為に足を伸ばし、表参道の端まで行ってきました。さて、どのような体験になったのでしょうか…?
1. Bills表参道とは?
Billsの表参道はBillsブランドの一つで、空間としては、ナチュラルなラグジュアリー感の漂う雰囲気の店舗です。Aesthetics的な意味で高いレベルの空間づくりができており、単純なパンケーキやオージーブレックファーストを楽しむというよりは、空間を楽しむという方が感覚的には近いでしょう。
アクセス的には前述の通り、原宿と表参道の間にあります。表参道側にあるものの、東急プラザがある為か原宿の勢力の方が強い印象です。ただ、店内は表参道的なエレメントがあり、空間としては良かったです。やはり30前後になると表参道と原宿の感覚的区分けがはっきりしてきて、原宿や渋谷には全く寄り付かなくなってしまいますね。表参道から南麻布といった場所の移動はしますが、原宿や渋谷への移動は港区夫婦はしないです。事実、仕事を除いたプライベートでは原宿や渋谷へは何年も行っていません。
感覚的にはBillsが境界線という形でしょうか。そうしたカルチャーが交わる場所にBillsはあります。
2. アクセス
前述の通り、東急プラザ表参道原宿の最上階にあります。
・住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿7F
3. 店内
店内はコンテンポラリーな雰囲気かつ、アーティスティックな雰囲気を感じますね。ヨーロピアンテストを現代的に再解釈したテイストです。空間的には日本にはあまりない雰囲気なので、これはこれでテンションが上がります。
光も入ってくるテラスのような雰囲気。表参道やキャットストリート方面の景色が見えます。
表参道のBillsは銀座と比べると、二子玉寄りの雰囲気でナチュラルさを感じます。
4. 食事
食事は定番ものを頼みました。フル・オージー・ブレックファーストです。イングリッシュ・ブレックファーストをオージー風に再解釈した雰囲気です。オーストラリアはアジア側にある為、素材や料理にアジア的なエレメントを追加する傾向にあります。ただ、そのコンビネーションは大抵の場合アンバランスではなく、調和の取れた食事になる為、港区夫婦でも好んでモダンオージーはBills意外にも食べる傾向にあります。
オージーの食事を定義するのは歴史的なものを踏まえると、イギリス料理をベースとしたものになりますが、地理的にアジアに属していることもあり、アジア的な要素を使っていたとしても、Cultural Appropriation(文化の盗用)とはいえません。むしろ、それはEmbrace Asian Cultureであったり、Cultural Appreciation側に属していると言ってもいいでしょう。
例えば、ココナッツブレッドはアジアのエレメントですが、ヨーロピアンテイストを維持したまま絶妙なコンビネーションを実現しています。
こちらはフラットホワイト。フラットホワイトはオージーが産み出した素晴らしい飲み物ですね。残念ながら、日本で提供しているフラットホワイトはエスプレッソが弱く、ミルクが強いのですが、ここは妥協して欲しくないかなって思います。エスプレッソは強めでお願いします!!!
ロンドンで過ごした学生時代、フラットホワイトとの出会いが人生を変えました。フラットホワイトなしに私の学生時代は語れません。
トータルとしては、ちょっと高い気はしますが、満足のいく料理です。たまに食べたくなりますね。
5. 結論
世界中にあるので、Billsには色々な店舗を経験していますが、表参道のBillsは最も好きな店舗の一つです。提供する商品は同じでも店内の雰囲気や客層は全然違うので、色々体験するのが良いかなと思います。非常にオススメな店舗の一つなので、一度お試しあれ。
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