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ビジネスパーソンがマインドフルネスを始めると良い7つの理由(2)

こんにちは、マインドフルネスをビジネスパーソンや、支援職の方に提供しております公認心理師・臨床心理士・マインドフルネス講師の小林亜希子です。ビジネスパーソンがマインドフルネスを始めるとよい7つの理由シリーズを書いています。理由は、ChatGPTによるまとめ(そしてよくまとまっていて驚きます)と自分の体験を書いております。後編になります。前編はこちら

マインドフルネスの効果その4 感情の管理

ビジネスでは、時に感情的になることがありますが、マインドフルネスによって感情のコントロールがしやすくなります。これにより、プロフェッショナルな対応が可能になります。

Chat GPT

ビジネスシーンでは、様々なプレッシャーや、不安に押しつぶされそうになるシーンも多く、重要な場面でいかに感情を制御して、眼の前のことに集中できるか、パフォーマンスを最大限発揮できるかが勝負と思われます。

ここは外せないプレゼンテーションや、商談、ここでは頑張らねばならない正念場・・そんな時にプレッシャーに負けずに、能力を発揮できればよりよい仕事につながっていきますよね。

マインドフルネスは、意思決定、注意制御、そして感情制御に関与している前頭葉の機能を高めることが研究で示されています。また多くのMBSR(マインドフルネスストレス低減法)などの研究で、参加者がストレスをよりよく管理できるようになったことが示されています。

自分の経験:昔は、発表時に声が震え続けるなど(汗)の過緊張がありましたが、マインドフルネスを身に着けてからは、緊張はしますが、以前より落ち着いて本来伝えたいことをクリアーに伝えられるようになったり、以前よりプレッシャーに強くなった感覚があります。

マインドフルネスの効果その5: クリエイティビティの促進:

マインドフルネスは創造的思考を促進します。新しいアイデアや解決策を見つけるのに役立ちます。

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多くの研究で、マインドフルネスは創造性を高めることが示されています。マインドフルネスを実践したあとでは、多くの新しいアイデアが浮かぶ傾向があります。

また、マインドフルネスは、注意をコントロールする能力を高め、より柔軟にすることができます。この注意の柔軟性は、既存の考え方やパターンから離れ、新しいアイデアや視点を探求する上で重要です。

自分の経験:特にマインドフルネスをキャンプ場や、自然の中で実践する時や、長時間瞑想したあとは、新しいアイデアや、事業の方向性がはっきりすることがあります。そのアイデアをもとに、英語を勉強し、留学し、起業し、NPOにしようと行動してきました。

マインドフルネスの効果その6: 自己認識の向上:

自分自身の感情や思考をより深く理解することができるようになります。これにより、自己改善やパーソナルデベロップメントにも繋がります。

Chat GPT

マインドフルネスとは気づくことなので、マインドフルネス瞑想を実践していると自分の思考や感情のくせに気づくことができ、それらに必ずしも惑わされずより効果的な対応を行っていくことができます。

自己認識を高めることこそが、マインドフルネス瞑想の醍醐味でもあり、要するに「自己探求」ができるようになります。

自己認識は、ビジネスパーソンが今後、重要な意思決定をする際にも、自分自身の価値観や目標に基づいた意思決定がしやすくなります。結果、より満足のいく選択をすることにつながり、人生の質の向上に役立ちます。

自分の経験:自分への学び、意識、感情・思考のくせそういったものから逃げずに向き合うことによって、心理的な成長が見込まれます。厳しくても、見つめ続けることで以前より色々な恐れや、困難から自由になってきた感覚がはっきりとあります。

マインドフルネスの効果その7: 人間関係の改善:

マインドフルネスは対人関係の質を高めます。他人に対する理解が深まり、より良いコミュニケーションが可能になります。

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職場でのストレスの多く、いやほとんどは、人間関係のストレスによるものではないでしょうか?上司・部下・同僚との関係、また家族との関係。人間関係は、どの場面で必ずついてまわる問題です。

マインドフルネスを実践することで、感情のコントロールがよくなり、より効果的な対応を行うことができるようになるため、その場の勢いできついことを言ってしまったり、喧嘩・口論になるようなことが減ります。一旦間をおけるようになります。

また、マインドフルネスは、価値判断しない態度を培うため、色眼鏡で眼の前の人を判断するのではなく、その人の持つ全体性や良さなどよりメタな視点で関われるようになります。

マインドフルネスは、他人の立場に立って物事を見る能力、つまり共感を深めるのに役立ちます。自分と他人の感情をより深く理解することで、相手への配慮が増し、より支持的な関係を築くことができます。

自分の体験:マインドフルネスを実践してからの方が、目の前にいる人に集中しやすく、共感的また受容的に関われる様になったと思います。家族や親しい人間関係においても、反射的にキレてしまうようなことはかなり減り(もちろんまったくゼロではないですが)相手への感謝の気持ちや、自分の色眼鏡にも気づきやすくなったように思います。

ということで、前後編でお届けしました「ビジネスパーソンがマインドフルネスを始めると良い7つの理由」ですが、マインドフルネスの良さがおわかりいただけたのではないでしょうか?

まずは、2-3分のマインドフルネスからはじめて、少しずつ10分-20分と増やしていくのがよいと考えます。

数分であっても、頭がすっきりする、集中しやすくなるなどの効果は感じられると思いますが、脳の構造を変える「神経可塑性」を目指すのであれば、30分以上の瞑想をおすすめします。瞑想は継続が困難なので、そのために我々のセンターやアプリのようなサポートが必要になります。ニーズにあわせて活用してみてください。無料イベントなども適宜やっております、フォローください。


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