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ま、いっかな?瞑想

はじめまして、公認心理師・臨床心理士・マインドフルネス講師の小林亜希子と申します。

ビジネスパーソンや、一般の方、ADHDやアディクションに苦しむ方々、がストレスに乗っ取られてスマホ三昧、怒鳴ってしまう!というような「自動操縦モード」から、一歩間を置いて、自分の状態に気づきを向け、今本当に必要なことに気づいていく。ありのままの自分を受け入れる思いやりを向けていく瞑想を作りました。


ビジネスパーソンの情報過多・疲労困憊状態、同僚にイライラする、子育て中の保護者の「疲労」「怒り」、ADHDの「過集中」「散漫」状態や、アディクトの「囚われ」「深刻になりすぎ」を癒す効能も期待できます。


くれぐれも「お酒やめなくても・・ま、いっか。」等、アディクションを助長する方向には使用しないように気をつけましょう(汗)

「まいっかな瞑想」は、MSCのセルフコンパッションを使った一休み、STOP、MBRPのSOBER呼吸法などを参考に、小林が作成しました。

練習方法:


ルーティンの瞑想として。3食のご飯のあと、薬を飲むときなど、何かとセットにしておき、定期的に練習する。1~2分で終わる。

明らかに注意集中力が切れているとき、疲れている時、イライラしている時など、まとまらない時などにスポットで行うのも有効。

ま:まず止まる。間をおく。
い:一呼吸
か:観察する・感じてみる
な:何が必要?何が大事?に気づく。最後に、ありのままの自分で「ま、いっかな?」と受け入れることも忘れずに。

小林&小林,2022

ま: まず止まる

ま:(まず止まる)まず止まりましょう。今していることや行っていることから・・・ちょっとだけ「間」を置いて見ましょう。自動操縦モードで今していることから、少し離れて見ます。

い: 一呼吸

い:(一呼吸)そして、一呼吸をゆっくりします。一息つきましょう。今のあなたの呼吸はどんな感じですか?深い?浅い? もしかすると、少し深めのお腹に入れる呼吸をすると落ち着くかもしれません。好きなだけ、呼吸を落ち着くまでしていきます。
呼吸はいつでも、あなたをあなたの中心とつながる場所へと導いてくれます。いつでもあなたが望めばこのように、「ホッと一息」つくことができますよ。

か: 観察する

か:(観察)次に、観察してみます。今、あなたの体はどんな感じでしょうか?何を感じていますか? 肩が緊張していたり、頭痛がしたりしていないでしょうか。人は頑張るときに顎を食いしばるそうですよ。頑張りすぎてないでしょうか?向きになっていないでしょうか?エネルギーのレベルはどんな感じでしょうか?疲れていますか?元気ですか?イライラしているでしょうか?無気力でしょうか? 集中していましたか? それとも気が散って何も手につかないでしょうか?意識は今ここにいますか?過去や未来の不安に流されて行っていないでしょうか。自動操縦モードで行っていた行動から一歩離れて見ましょう。

な: 何が今必要? 

な:(何が必要?)今何が大切なことはなんだろう?と少しだけ感じて見ましょう。そのうえで、行動をとっていきましょう。一日に何度でも、この「まいっかな」瞑想を使って、一休みしましょう。そして、何かを直そうとしなくても、もっと頑張ろうとしなくても、ありのままの自分でまあいいんだよ、まいっかな?というところを思い出しましょう。

働くママさんや、ビジネスパーソン、アディクションの患者さん、お医者さんなど色々な方に使っていただいております。

ま、いっかな瞑想はこちらからも聞けます

ま、いっかな瞑想を紹介した本はこちら

小林亜希子・小林桜児著 『やめられない!を手放すマインドフルネス・ノート』日本評論社

マインドフルネス心理臨床センター今月の予定(無料セミナーあります)


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