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メディテーションを続けて変わったこと

私がメディテーションを始めたのは5年半くらい前です。ちょっとした心配事から眠れなくなり、薬に頼らずいろいろ試したものの、気休め程度の効果しかなく、最終的にたどり着いたのがメディテーションでした。その時の不安から来る不眠がどのように改善されたのかはまた後でゆっくり書くとして、今日は不眠の解消の他にマインドフルネスメディテーションを続けて変わったことを書きます。

1. 過去や未来に心を巡らす時間が減る
今ここにいる自分に意識を向ける練習をしているので、過去の後悔や未練、未来に対する不安や心配等を無意識に考える時間が減りました。
2. 小さなことで幸せを感じる
五感を使って食べ物を食べる「マインドフルイーティング」で食べ物が口に入ってきた時の身体の感覚の変化や心の変化などを観察すると、例えば、「ミカンがこんなに美しく美味しかったとは!」という小さな喜びに気付きます。食べ物以外でもそういった小さい幸せに気付くことが多くなります。
3. 他人から言われたことに過剰に反応しない
自分の心の動きを客観的にみれるようになるのと、メディテーションをしていると同じ経験でも受け取り方が変わるので、何を言われても冷静に受け止めることができるようになります。
4. 血圧が下がる
もともと血圧が高かったのですが、深い呼吸を1日に何度かするので、副交感神経が優位になる時間が増えて血圧が下がったのだと思います。
5. 人と自分に優しくなり、感謝の気持ちが増す
「慈愛のメディテーション」を続けると、他の人と自分の幸せを願うようになり、自然と優しく接するようになります。
6. 物欲が減る
物を買って心が満たされて幸福感を得る、というような外的な要因が心の状態に大きく作用するということが少なくなりました。
7. 集中力が増す
マインドフルネスメディテーション通して、最も養われると言われているのが集中力。でも私の場合、長年のマルチタスク癖がまだまだ抜けなく、ひとつの仕事をやりながらも、他の案件について考えてしまったりすることがしばしばあるのが現状ですが、前より随分よくなりました。

メディテーションのおかげで本当にいろいろと楽になりました。後輩から言わたのですが、性格も穏やかになったようです。