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今やっていることをちゃんと分かっていないことがある。

無意識にやっていることってある。
その最たるものが通勤。
通勤路を毎朝調べたりしない。
曲がる角を間違えないように気をつけたりもしない。
だいたい車の運転ではない
他のことを考えている。

こういうのを自動操縦モードと言う。
今やっていることをちゃんと認識しなくてもできるモード。

お米を研ぐのもそうかもしれない。
さて、どこにお米があるかな。
どういう状態でしまってあるかな。
さあ、取り出すよ。
さあ、1合、次は2合。
なんて考えない。
だいたいは、お米のことは考えていない。
だから時々、お米を取り出すとき、
あれ、今、何合目だっけ?となる。

娘が牛乳を飲みたいというので、
キッチンに向かう。
今日の夕ご飯のことを考えながら
キッチンに着くと、
冷蔵庫を開けて、
ああ、お魚があるなーなんて考えていると
あれ、何しに来たんだっけ?
となることがしょっちゅうある。
こういうのも自動操縦モードが起こしている。

母はたいていすることをたくさん抱えているから、
家のなかの移動中なんて、
たいてい他のことを考えている。

そして、あれ?となる。

あれ?となるくらいなら、
まだいいのだけど、
ときどき、
いや、わたしはしょっちゅう、
息子に相槌を打っていて、
はっとして、
あれ、今なんて言った?
ってことがある。

今大事な話だったとか。

この「はっ」とするのが
「気づく」ってことなんだけど、
この気づく力が乏しくなっていることがある。

この気づく力を鍛えるのが
マインドフルネス瞑想。
気づく練習。

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