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今に気づいていると、子どもとの時間が幸せになる

昨日は、仕事で、子どもたちはおじいさんとおばあさんと一緒に過ごしていた。
本当なら、お休みの日なので、自分のお家でお父さんやお母さんと過ごしたかったかもしれないな、と思って、いつもより少し意識して、仕事帰りの時間をマインドフルに過ごした。

子どもたちとの時間をマインドフルに過ごすには、少しコツがあって、わたしは、とにかく何が起こっても、「ふーん」と思って過ごそうと決める。そう決めていないと、何かが起こると「わあ、大変」と思って、そうすると「もう、何してるのー」とか、「ああ、それ今やらないでよー」と言ってしまうから。

娘がもう寝る時間が迫っているというのに、積み木のおもちゃを取り出してきた。わたしはつい、「もう寝るのにおもちゃ出しちゃった」とつぶやいてしまった。幸い娘の耳には届かなかったみたいだから、出してしまった言葉をもう一度飲みこむ。そして、娘のすることを1分くらいの短い間、じっと見てみる。そうすると、穴のあいた積み木をどんどん積み上げて、その穴の中にビー玉をたくさん入れていき、ついにビー玉の入るところはなくなった。それで、わたしのほうを振り返り、「見ていてよ」という顔をして、もういくつかのビー玉をのせるので、あふれてビー玉が床に散らばって、あちこちに転がっていった。それを慌てて拾いに行った。「楽しいね」と気持ちを共に味わって、「寝る時間だよ」と告げると楽しそうに歌を歌いながら片付け始めた。


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