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【会議の質と密度を決めるもの】


今から20年前。

初任校で、会議をしていた際

しょっちゅう 
終了時刻が、17時(退勤時間)を大幅に回っていました。

6時終了ということも珍しくはありませんでした。

それが当たり前の時代でした。
隣の学校では、
22時まで会議という、とんでもない話を聞いたことがありました。

今では働き方改革が叫ばれるようになり

このような 
時間を超過しての職員会議 というものは少なくなりました。

しかし 
時間が短くなった ことが原因で

会議の質が落ちていては
意味がありません。

必要な 論点が
話し合われないままスルーされていく。

そのようなことも多いように思います。

つまりは、時間通りには終わるものの、会議の密度が落ちて、結果質も低くなっているという状態です。

これでは、意味がありません。

さて、一昨日
ある小学校に 校内研修で寄せていただいたのですが

その小学校の研究協議は
非常に短時間で質が高いものでした。

まず 
4時間目が 研究授業だったのですが 
放課後の研究協議に至るまでに 

ほぼ全ての先生がスプレッドシートに
感想 そして協議の論点に沿った
ご自身の意見を入力されていました。

協議が始まる段階で

ほぼ全ての先生の意見を一覧で見ることができる状態になっていたのです。

その後の協議の進め方も

非常に 質と密度が濃いものでした。

20分ほどの協議の時間に

おそらく 参加した 30名近くの先生
全員が自分から 立って発言をされていました。

その全ての先生の意見が、

質が高く
中身も非常に濃いものでした。

会議 や協議という 
いわゆる 話し合いには

質だけではなく 密度 のようなものがあると思います。 

密度が上がれば、一定質も上がります。

この密度が上げていくために

どのようなことが大切なのか?

まず1つ大切なのが
参加者の意識と参加者の スキルだと思います。

僕が寄せていただいた学校の先生方は

皆 
意見を言うのが当たり前という状態になっていました。

さらに言うなら

その先生方の意見の一つ一つが非常に短い。

数秒で意見を言うことに

慣れておられる。
そんな感じでした。

このような
お一人お一人の
時間感覚 というものがあってこそ 

話し合いというのは 

密度が濃く
質の高いものになるという風に思いました。

これは授業でも全く同じことが言えるように感じています。

 さて、そうは言っても
では、どのように参加者の意識やスキルを高めていくのか?

それには、後3つのポイントがあるように思っています。

後3つ。
皆さん気になりますか?(笑)

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