峰はじめ

四十代 一児の父 小学校教員です!

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最近の記事

【学級担任をする上で大切な愛着の視点】

最も重要なキーワードが 【個別】だと思っています。 現状どの子も 愛着に少なからず 課題がある(コロナ 禍の影響などもあり) そのため 一人ひとりを 特別扱いするということが 大切になってきます。 (何度かお伝えしました。) 毎日の生活の中で 個別に関係を作っていく そのようなイメージです。 昨年 2年生の担任を持っていて 僕が大切だと思ったこと。 それがスキンシップ と そして 視線です。 一人ひとりに目を合わせる 。 そして 一人ひとりとスキンシップをと

    • 学級担任をもつにあたってのハンディ

      この仕事をしていて 一概に しんどい、しんどくないとは言えないと、 最近思っています。 しんどいと感じるのは、様々な要因があるからです。 とはいえ、 学級担任をもつにあたり、 これはハンディだなと思うことが、いくつかあります。 僕が思う要因は、以下です。 ①学級の荒れ ②異動 ③対応できていない学校のシステム です。 ① 学級の荒れ 大人に不信感を持った状態だと、子どもたちは、 『崩しに』きます。 これが意図的だと本当に大変です。 ② 異動は、例え隣の学校であれ、

      • 【愛着対応⑤ 単純に考えよう。】

        愛着障害の児童 愛着に課題がある児童 学級の荒れ そういったものに対応をしていくと 袋小路に入ってしまい 解決策が全く見えないというようなことがよくあります。 もちろんよく分かります。 僕も 何度となく経験をしてきました。 しかし こういった時に大切なのは 基本原則を示し そこに向かって行動をしていくことです。 方向性さえしっかりしていれば、 うまくいかなければ、 違う行動を考えればいいのです。 方向性が間違っているかも? と考えることが悩みに繋がり、

        • 【愛着対応 これをやめれば トラブルは半減する①】

          愛着障害 愛着課題の勉強するようになり 今まで当たり前だと思っていたことが トラブルを誘発していたり 愛着障害の子にとってはタブーだという対応があることが わかってきました。 逆を言えば、 その対応を辞めることで トラブルを半減させることができる。 そのような 視点がいくつかあります。 そのうちの1つが 謝らせる という対応です。 どうしても喧嘩の仲裁となると けんか両成敗のような形で 謝らせるという対応に 教師はこだわってしまいます。 しかし 愛

        【学級担任をする上で大切な愛着の視点】

          【全員を認める個別評定のポイント】

          かつては 個別評定は 誰ができていて 誰ができていないのか? を明確にするために行っていました。 しかし 今は考え方が変わりました。 個別評定は 全員に丸をつけるために行うことが多いです。 あの子も この子も しんどい あの子も 丸をもらえるからこそ 一人一人と関係を築くことができるのです。 しかし 何でもかんでも 丸にしていると 子供たちは成長していきません。 個別評定をする意味がなくなってしまうのです。 ではどうすればいいのか? 大切なのは

          【全員を認める個別評定のポイント】

          【愛着2 ミスを激減させる 新しい試み】

          昨日は朝からなぜか 体が重くて 調子が非常に悪かったです。 気分も重く なかなか モチベーションが上がらなかったのですが あることを今年から試してみて 非常に効率よく仕事ができました。 それは、 to doリストです。 写真のような、 リストを作って、 机の上において、 仕事を進めました。 今年は、教務的な役割がメインなので、 次々と仕事が舞い込みます。 しんどいなーと思いながらも、この to doリストのおかげで、 仕事を次々と、行い、多くの先生

          【愛着2 ミスを激減させる 新しい試み】

          【愛着と学級開き】

          昨年1年間 愛着という観点で 学級経営を行ってきました。 課題や失敗もあり うまくいったことも多々あります。 また サポートする側としてもここ数年 愛着について考えてきました。 そう言ったことを まとめる形で しばらくは、発信していきたいと思います。 今日が 学級開きの方も多いかと思います。 愛着という観点で 学級経営を考えると、 大きく2つのことが大切になります。 ① クラスを群れとしてみた場合 教師が主導権をしっかりととり、まずは、強固な中間層を形成

          【愛着と学級開き】

          【今の社会問題の根源とコグトレ】

          グレーゾーンという言葉があります。 皆さん、何となくは分かってはいると思いますが、 具体的に定義できるでしょうか? 様々な定義の仕方があると思いますし、 明確な定義と言うのは、ないのかもしれません。 ただ、 以前、支援教育専門の先生に、以下のように教えていただきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ IQ(発達検査)が、80より低い 子どもたち ・・・・・・・・・・・・・・・・・ この子どもたちは、 一斉授業では、相当なしんどさを抱えています。 しかし、その

          【今の社会問題の根源とコグトレ】

          【入学式の珍事】

          今日勤務校では、入学式があります。 入学式の際に 毎年思い出すことがあります。 僕がまだ新任か、2年目くらいだった頃の話です。 その、学校の 入学式のプログラムは、 校長先生のお話 PTA会長さんのお話 校長先生から1年担任の発表 6年児童会の挨拶 という流れでした。 珍事はPTA会長さんのお話で起こりました。 当時の PTA の会長さんは 自分の子どものころの失敗談をお話された後 困ったら、担任の先生に何でも相談したらいいよとお話をされました。 お話自体

          【入学式の珍事】

          【問題への対応四原則】

          この時期 予定していたことを 実際に稼働しようと思うと 様々なことが問題として上がってきます。 勤務校でも 今年から教室配置を大きく変えました。 そのことにより 若干のトラブルが起こります。 昨日起こったのは 給食の食器についての問題でした。 調理員さんから、連絡を受け 発覚しました。 このようなことは、なかなか企画段階では、 分からないことなのです。 詳しくは 紙面の都合で書けませんが そのような問題が複数で 次々と起こります。 そうした時に大切なの

          【問題への対応四原則】

          【忙しいからこそ、大切にしないといけないこと】

          4月3日目がスタートします。 皆さん いかがお過ごしでしょうか? 目まぐるしい 忙しさではないでしょうか? 僕も昨日は 本当に文字通り 息つく暇もなく という感じでした。 食事をとる暇もなく 職員会議中に 軽食を済ませる それも 司会をしながら というような状態でした。 この時期 様々なことが大切かと思います。 重要な案件 決済がたくさんあります。 そんな中でも 最も大切にしたいことは何か? それは時間の管理です。 全ての案件が重要です。 重要

          【忙しいからこそ、大切にしないといけないこと】

          【引き継ぎは、〇〇的、〇〇的に確認せよ。】

          会議とともに、これから 行われて行くのが、引き継ぎかと思います。 この引き継ぎは、極めて重要なのですが、 厄介なことに、かなりのバイアスがかかります。 当たり前かもしれませんが、 昨年1年は、 昨年の 担任の先生との関係の中で、様々なことが起こっています。 だから、この子 ものすごく優等生です。 と引き継いだ子が、学級崩壊の中心になったり、 逆にものすごく大変だと引き継いだ子が、実は大したことがないということもあるわけです。 (悲しいことにこっちのパターンは、あまり

          【引き継ぎは、〇〇的、〇〇的に確認せよ。】

          【不本意な人事 不安な人事への考え方】

          いよいよ新学期がスタートします。 多くの学校で 今日正式に 人事が決定するのではないかと思います。 (内定しているところはあるかと思いますが) 中には 自分が不本意だと思う人事を受け入れないといけない方もいらっしゃるでしょう。 我々のように給料をもらって働いている サラリーマンでは どうしても起こりうることだと思うのです。 僕も昨年1年間 いろいろあったにせよ、 担任を持ち 本当に貴重な 楽しい経験をさせてもらいました。 おそらく 今年はそれが9割

          【不本意な人事 不安な人事への考え方】

          【模擬授業だからこそ伝わること】

          昨日、模擬授業で伝える怖さという発信をしましたを 模擬授業で全てを伝えることはできません。しかし、 逆に言えば模擬授業だからこそ伝わることがあります。 子どもの映像ましてや、講師のお話では、絶対に伝わらないものがあります。 それは ライブ感や熱量巻き込み感講師の授業技量などです。 これは、絶対にライブの模擬授業だからこその醍醐味です。 みおつくしの教え方はいつも、駆け込みがとても多いです。 それだけ、新学期が不安な先生が多い。そして、それにお応えできる内容なの

          【模擬授業だからこそ伝わること】

          【模擬授業だけで、伝える怖さ】

          僕たちのセミナーの最大の メリットは、模擬授業で伝えることができることです。 指導案だけや、お話だけの 数倍、数十倍、伝わります。 また、それと同時に、 講座を持つ人の授業力も問われます。 でも、 だからこそ、子役になったら、そのこともよく分かります。 模擬授業で、しかもライブで伝えることができる TOSSの文化は、本当にすごいと思います。 しかし、 模擬授業にも欠点があります。 大人相手の模擬授業では、 どうしても、伝えきれない部分が出てくるのです。 僕も何度も

          【模擬授業だけで、伝える怖さ】

          算数 授業開きのポイントは?!

          明後日、算数授業開きのポイントについて、 15分講座をさせていただきます。 算数授業開きのポイントを、まとめてみました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 算数授業開きのポイント                                                授業開きのポイントとは、今後、1年間継続して、授業の中で、子どもたちの(への)  (1)学習技能(ノートの書き方等 教科書の

          算数 授業開きのポイントは?!