変化と成長のちがいを考える春。
この時期になると読みたくなる、2018年4月のcinemanmaエッセイを添削しました。今日は映画のお話は書きませんが、映画『花戦さ』をテーマにしたお話です。
※添削前の全文はこちら。今よりもっと拙い文章ですが、それも当時の名残としてお楽しみください。
「終わり」を「始まり」思える人の特徴
3月から4月にかけて、美しい花々が咲きます。それが春らしさのひとつ。
それと合わせて春は別れや旅立ち、終わりの季節。定番の決まり台詞ですが、「出会いや始まりの季節」でもあります。
ただこの春を「始まり」の季節と言い切れるひとの心理には特徴があるような気がします。
未来をしっかり見据えている人にとって終わりは始まりでしかない、と感じるんです。
優れたリーダーやみんながあっと驚く成長を遂げる人たちは、常に変化を求め、現状に満足しません。
ひとつ成功したとしても、その成功に自画自賛するのは一瞬だったりします。
常に、次を見て「今度はこうしよう、ああしよう」作戦会議をしているのです。
だから何かの幕を降ろす時には、寂しさ以上にワクワクやときめきを感じているように見えます。
例えば転職がわかりやすいかもしれません。残された職員たちは寂しく感じるものですが、転職する等の本人は、未来に期待しているので案外、軽やかに去っていくものです。
フリーランスは、転職というほど大きな変化はなく、むしろ常にサバイバルですが。できればわたしも、そんな風に常に未来を見て、ワクワク生きていきたいなぁと思うのです。
でも、春っていつも眠くなっちゃうので…周りの空気感とは裏腹に、ゆったりモードでマイペースに過ごしてしまいます。それも麗らかな春らしさでしょうか。
変化と成長のちがい
フリーランスに転身すると決めた当時、ある人が変化と成長の話をしてくれました。
その言葉に笑うわたしに、こんな話をしてくれました。
このやりとりがあった当時は、まだその意味を実感できていませんでした。ですが、最近ようやく理解できたように思います。
ずっと同じ場所に留まっていることで生き方を確立できる人もいるけれど、わたしの場合は、どうも違う気がします。
できれば、ずっと変化し続けたい
わたしは、飽きっぽい性分で「もっと新しい世界を見たい。」と、常に思っています。それは別の場所に身を置きたいというのもあるけれど、そうとも限りません。
成長し続けたい、という意味です。
同じ場所に住み続けていても、いつもの通り道や街の景色は、成長を遂げた後では違う景色のように見えるんです。
すると、また別の場所への興味もわいてくる。その繰り返しをし続けたいのです。
ただ、成長できると、次は変化が必要になるのかもしれません。変化をしないと息苦しくなるのです。
だとすると、1年後、5年後、10年後…未来の自分は一体どこにいて、誰とどんな風に生きているか想像すると楽しみで仕方がありません。
今日という日は、もうほとんど過去です。
どんな未来になるか…実は、この瞬間の積み重ねで未来はつくられているんですね。
そう思うと、こうして言葉を綴る時間が大切に思えてきます。
皆様にとって、この春が良き日々になりますように。ふふふん🐼(鼻歌)
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たくさんの方の助言を経て、「食でストーリーを伝える」フードアーティストにを続けています。
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それでは、今日はここまでです。明日もいい一日にしましょうね。
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Live, Love, Laugh, and Be…HAPPY.
2024/03/18
小山嶺子(シネマンマ)
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