【海外ドラマファンのためのマガジン第24回】

今年のゴールデン・グローブ賞でホストを務めたリッキー・ジャーヴェイス。毎回、かなりきつめのブラックジョークをさく裂させて帰って行くので、ホストを務めるたびに物議をかもしています。

今回は、スターを困惑させる毒舌王ジャーヴェイスが主演しているドラマをご紹介します。

Netflixオリジナルドラマ『After Life/アフターライフ』です。

ドラマでもジャーヴェイス独特のブラックジョークが入ってきて笑いを誘うのですが、ゴールデン・グローブ賞ほどの破壊力はないので、気軽に楽しめます。

しかも、ジャーヴェイスが、奥さんを亡くしてしまう中年男を演じていてシリアスな演技を見せているのが新鮮です。

このドラマ、リッキー・ジャーヴェイス主演・監督・脚本です。ブラックな目線の風刺あり、ちょっとホロっとくる名言ありで、個人的にはかなりおススメ。

ゴールデン・グローブ賞でスターを名指しで風刺していましたが、もともとハリウッド的な名声にはそんなに興味がないみたいなんです。

以前も、『ミッション・インポッシブル』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの超大作のオファーを断ったりしています。

その理由が、なかなかカッコよかった。

「イギリスでは、主演・監督・脚本でやらせてもらえるのに、海賊になってチョイ役で出る必要ないかなと思っちゃうんだよね」

たぶん映画のギャラは相当いいと思うんですけど、それよりもクリエイターとして関われる方に興味があるみたいです。

そういうこだわり好きです。