みねまるBOOKS📚WEB版ちいさな書店

いつか、ちいさな本屋を開きたい。映画『パリの恋人』でオードリー・ヘップバーンが働いてい…

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いつか、ちいさな本屋を開きたい。映画『パリの恋人』でオードリー・ヘップバーンが働いている「Embryo Concepts」のような古書店です。まずはWEB版から始めました。神保町Passageのデカルト通り13番地には、当店の本棚があります⇒峯丸ともかの本棚22年6月OPEN

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    ちいさな書店スタートしました!【今月の記事テーマ】PASSAGEでOPEN「峯丸ともかの本棚」。今月のおすすめ本のご紹介。スタートしたばかりで試行錯誤中。2022年6月にOpenしました。

最近の記事

純粋さが悪に蹂躙されていく……ペインティッド・バードは「異端の鳥」

世の中に「悪」は存在します。 ないものとしてキレイな世界だと思い込み生きることも可能ですが、悪が存在することを知っておかないと、いつの間に悪が自分に入り込み汚染させていく。 そんな気がしていました。 自分は悪にはならない。 などとキレイな世界を押し通していると、気づけば自分自身が悪になっている。 そんな現象はザラに起きることです。 自分の心は、キレイだと思いすぎないこと。 自分の中の悪を見るとき、悪を見すぎないこと。 このバランスに、悩まされる日々でした。 ちょう

    • なぜみんなサリンジャーを探したがるの?『ライ麦畑でつかまえて』

      PASSAGEの一棚店主、峯丸ともかです。 なんと、【峯丸ともかの本棚】から2冊目が旅立っていきました! 『ライ麦畑でつかまえて』(講談社英語文庫)です。 そう、これ英語版なのです。 「ライ麦」は、原作で読んでみたいなぁとずっと思っていた本で、5年くらい前に書店でみつけて購入しました。 物語はすでに知っているから、英検2級の峯丸でも、なんとか読めました(^_^;) 高校生の頃、はじめてライ麦の翻訳本を読んだのですが、その当時はあまり響かなかったのです。なんとなく、「ラ

      • 映画パンフレット置いてます【峯丸ともかの本棚】

        共同書店PASSAGEの一角に【峯丸ともかの本棚】をopenしています。 7月のラインナップはこちらです。↓ この中で、今日は映画パンフレットについてご紹介します。 現在本棚に置いてある映画パンフレットは3つ。 すべて、2018年に公開された映画で、映画館に行ったときに自分で購入したものです。 ほんとうは、手元に置いておきたいのですが、パンフレットが増えてきてしまい、自宅の本棚に収まらなくなったので、必要な人のところへ旅立って大事にしてもらえるとうれしいなと思いました。

        • 峯丸ともかの本棚、7月のラインナップです。※手作り地図つき

          映画やドラマの原作本を置いているちいさな書店【峯丸ともかの本棚】は、神保町にある共同書店Passageの一角にあります。 先日、「Passageを見つけられませんでした」という方がいらっしゃいました。 せっかく神保町に行ったのに、わたしが場所をうまく説明できなかったということなので、申し訳なかったなと思いました。 なので、手製の地図を作ってみました。 こちら↓ 地下鉄神保町駅のA7出口から出て、喫茶店「さぼうる」の前を通ると1分でたどり着きます。 すずらん通りに面してい

        純粋さが悪に蹂躙されていく……ペインティッド・バードは「異端の鳥」

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          オンラインでも本棚を覗けるようになりました。

          PASSAGEの一棚店主、峯丸ともかです。 デカルト通り13番地にある【峯丸ともかの本棚】の在庫書籍が、オンラインでも購入できるようになりました。 先日、地方に住んでいらっしゃる方と神保町でお会いしたのですが、「神保町には初めて来たんです。」とお話しされていました。 仕事で地方から東京にきた場合、取引先のある場所か、渋谷などの繁華街にはいくと思うのですが、わざわざ神保町に立ち寄る機会は少ないのかもしれないな。と思いました。 PASSAGEには、オンライン販売のツールもあ

          オンラインでも本棚を覗けるようになりました。

          初めて旅立った本は『モンロートーク』

          マリリン・モンローほど、フォトジェニックな女性がいるでしょうか? 大スターになる前の、水着カバーバールだった時代から彼女の写真写り良さは変わりません。 この本には、マリリンの異常なほどのフォトジェニック度が分かる写真がたくさん掲載されています。 モノクロームであるのですが、白黒だからこそ、よりマリリンの生命の躍動を感じさせる気がします。 ノーマ・ジーン・ベイカーだった赤ん坊時代の写真から、36才で亡くなるまでの一生を、マリリンの「発言」を集め、たどっていくのも刺激的です。

          初めて旅立った本は『モンロートーク』

          人を好きになる純粋さを思い出し、ムズムズするコミック『HEARTSTOPPER ハートストッパー』

          はじめて人を好きになった時の「ドキドキ」した心の動き。 年齢を重ねると、そのような純粋さは、もはや忘却の彼方へ…… となっていきます。 恋愛感情は日常生活の中にとけこみ、そのうち二人の間の「絆」になっていく。そんなふうに達観していました。 けれど「大人」になってしまった自分の心の奥底にも、実はあの頃の純粋な気持ちが、記憶としてかすかに残っていたのです。 今回は、PASSAGEにある【峯丸ともかの本棚】の6月のイチオシ作をご紹介します。 忘れ去ったはずの純粋さが呼び覚まさ

          人を好きになる純粋さを思い出し、ムズムズするコミック『HEARTSTOPPER ハートストッパー』

          ちいさな書店、はじめました@神保町passage

          子供のころから書店に行くと、なんだか「ホッと」しました。 たくさんの本に囲まれていると、 「世の中にはこんなにたくさんの読むべき本があるのだ」 という「希望」のようなモノを感じたからだと思います。 本って、不思議ですよね。 「何を読もうかな」と選んでいると、本棚のほうから、「手に取って読んで」という本の主張を感じることがありませんか? 本の背表紙が訴えてくる。 その不思議な感覚に、子供時代のわたしはワクワクしていました。 そうやって手にしたのが、「不思議の国のアリス」であ

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