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クラスの「2軍」

はじめに

こんにちは。ミネストローネです。
いわゆる「大人の発達障害」というやつで、ADHD(注意欠陥優勢)と軽いASDを持っています。

以下の記事のような経緯でうつの診断を受け、現在復職に向けていろいろやっているところです。


普段の生活で起こったことや考えたことを綴っていきます。

よろしくお願いいたします。

クラスの「2軍」

生まれついての陰のものですので、「クラスの何軍か」みたいなことを考えます。
(もういい大人なんですけどね)

小学校のころ、クラスの軍は無かったように思います。
強いていえば、何丁目に住んでるかみたいなグループ分けはちょっとあったかも。

中学に入ると、軍が形成されてきました。
うちの学校は人が少なかったですから、一度軍が固定すると卒業まで変わることはありません。
人数も少なかったですし、私はどちらかといえば1軍の方だったんじゃないの?と思っています。
ただ、明らかに恋愛関係で出遅れましたから、あーなるほど、容姿的には1軍では全然ないなと確信がありました。

正直この辺から、死ぬ思いしてまで1軍でいたい…とは思っていません。

高校に入りまして。比較的陰キャの多い高校だったと思います。
それでも明らかな2軍でしたね。これは同級生に聞いても絶対評価だと思います。
(それを確かめる為だけに同窓会を開いて、1人ずつ聞いて回りたいくらいです)

ここで言いたいのは、「死に物狂いで1軍になれ!」じゃなくて
「2軍なら2軍でいいじゃん」という話です。


なお、環境的に恵まれているというのが前提です。
虐められたら意味ありませんので。

われわれは先天的にコミュニケーションに障害を抱えているわけですから、1軍にはなれません。
良い所、1軍の金魚のフンですね。
ああいう人たちは先天的にコミュニケーションに長けていて、人に愛され、気遣いが出来、勉強も運動もできるんですから、張り合っても仕方ありません。(多分に陽キャに対する偏見を含みます)


毎日気を張って、人の顔色を窺い、人から疎まれ、必死になってやった結果が平均以下の私たちが適うわけありませんね。
疲れるだけです。


それならば潔く、2軍の中のポジションを確立しましょう。

グループ内に不足している役割を発見して、その役割を担いましょう。

目標は、そのクラスの人が同窓会をやっている時に「あーいたよね!」と思い出して貰えるくらいの存在でいることです。
より高い目標として、クラスの人が同窓会を計画する時に「あーいたよね!呼んどく?」と思い出して貰えるくらいの存在になりましょう。

そんなこと考えながら高校生活を過ごしましたが、結構楽しかったですよ。

大学に入ったら軍とかは意識しなくなりましたね。
同級生が多い大学でしたし、クラスという概念が無かったので
気の合う人とつるんでれば意識する必要がありませんでした。


が、今、会社にいて「軍」を思い出します。
地方の一企業とはいえ、商社に入ってくる人たちは大体「1軍」で「勝ってきた人」です。
人生の中で一度も弱者であった経験が無いんですよね。ヒシヒシ感じます。


大体、「1軍」であった自覚がない。人類みな平等だとマジで思ってる。
軽蔑でなく尊敬を込めて、完全に異世界人です。(明らかに異世界人なのは私なんですけど)

でも網に漏れて2軍要素を持った人が入ってきちゃうパターンがありますから、その人たちの中で必死で2軍を形成して、その中の役割を必死に見つけてるってな感じです。(孤立するのは耐えられない)

この「軍」をめぐる話、意外と死ぬまで続くんじゃないか?と思っています。

私の見つけた処世術は、2軍を形成し、その中での役割を見つけ、ほどほどに思い出して貰えるように生きていく。です。皆さんの処世術、教えて下さい。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。フォローやコメント、スキなど反応していただけると大変嬉しいです。
それでは、また。


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