【映画】ゲド戦記を観た感想
1️⃣内容の理解が、簡単ではない
僕が考えるに、主人公がいない映画でした。
複数の重要人物の物語が、同時に進行するような映画です。
頭の中で、複数の物語を同時に進行しなければなりません。
また、知恵を与えるシーン・悩むシーンについては哲学的な表現がされ、映画を見る側が困ってしまう部分があると思いました。
でも、美術や絵画のように、映画を観る側が自由に感じて良いんだと思います。
2️⃣社会背景がリアル
富を持つ人はどんどん上の地位に行き、貧民は奴隷として売られてしまう様子。
にぎやかな生活を抜けて、田舎で暮らす人の様子は、別世界の話というより、どこか近い存在だと感じました。
3️⃣印象に残ったテルー(登場人物)のセリフ
この言葉に、どこか納得する自分がいました。
例えば、スーパーで弁当を買って食べれば、自分は生きられる。
また、スーパー・運搬業者・野菜や肉類の生産者などにお金がまわり、生きるためのお金になる。
「誰かを支えるため生きている」という表現だと直接すぎるけれど、「命を繋ぐため生きている」という言葉は、印象に残りました。
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