mineuchi_maru

曲を作ったり絵を描いたり小説を書いたりします。

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最近の記事

資格の勉強をしたい!

こんばんは、みねうちです。 今日4/14は新曲を出しました! そちらぜひ聴いていただければ自分が跳ねて喜びますので要チェックです! 初音ミク歌唱、少しダークな雰囲気漂う夢の中のラブソング的な(?)不思議なコンセプトになっております。 よろしくお願いしまああああ カチッ 話題が切り替わる音が聞こえたところで、本題の「資格の勉強がしたい!」という話の内容に入っていきたいと思います。 まずですね、非常に自分は逃げ癖がありまして。就活も面倒だからととことんサボり続けた訳なんです

    • オヤスミー

      ありがとう、秋葉原 ありがとう、PayPay 生きててよかった......

      • 深夜に書く歌詞シリーズ

        タイトル「アンパイな方がいい」 隠したまま忘れていた気持ちを 引きずり出すのがやっとで、自分のものには出来なくなっていた ありふれた悲しみばかりを数えて 指を折った時間さえも愛おしく感じなくなっていた 些細な幸せを幸せと呼ぶには余裕が必要だ 間違いないと確信を持った理論を活用するのに自分以外の検証が必要だ 曖昧な言葉が届けばいいと願う傲慢に対して自分自身で戒めを求めるその謙虚さが必要だ 必要なものが多すぎる まばたきをする間に世界が45度ぐらい変わっていてほしかった 心から

        • 小説「裏面のバランス」第7話『魂の契約者』

          ミケは興奮気味に俺にまた近づいて、それから両の猫の手をさすりながら明らかにゴマをするような態度で俺に猫なで声を披露した。 「そ、それじゃ......魂、先に2割いただけますか?」 その態度に何故か腹が立った俺は、眉間に皺を寄せて引き気味な様子で、しかしミケのことをなじるような発言は取らないように気をつけていた。 魂の所在がどこにあるのかもよく分からないし、適当に2割って言っただけで決してそんな定量的に魂があげられるかどうかも分からない。 ただ、今はこのミケに協力してもらう

        資格の勉強をしたい!

          小説「裏面のバランス」第6話『ゴーストプラネット』

          「裏面さん、おかえりなさい」 おかえりって、返す言葉は『ただいま』だろうか。 別に、誰に迎え入れられても今は嬉しくない。 嬉しくない、はずだったのに。 「わたくし、ミケと申します。この惑星の一応管理人をやっておりまして......」 「う、うわああああ!」 驚いた。 驚いたのは、当たり前だった。 だって目の前で、というか仰向けになっている俺の目を上からじいっと見つめてきていたのは、身長1.5メートルぐらいの三毛猫だったからだ。 いや、三毛猫というか...三毛猫っぽい人

          小説「裏面のバランス」第6話『ゴーストプラネット』

          小説「裏面のバランス」 第5話『タイムウォッチャー』

          風は音を潜めていた。 俺は目の前にいる3人を見て、それから視線をゆめちーの方に移した。 ゆめちーは顎に手を当てて、何か考えている様子で。 かと言って焦りを見せる訳ではなく、ただ冷静に状況を分析しているように見えた。 「ねえ、あなた達。何故あの施設に足を運んだの」 すると、3人のうち1番背の小さな黒髪の少年がぽつり言葉をこぼした。 「何でって、朝起きたら家に人が居なくてさ。外出ても誰一人人がいなくて......焦って家のテレビ付けたんだ。そしたら、1個だけ映ってるチャンネ

          小説「裏面のバランス」 第5話『タイムウォッチャー』

          小説「裏面のバランス」第4話『前昼祭』

          「ゆめちー、あの幼女は何なんだ」 「失礼ね。エレザさんよ、私の上司。チョモランちゃんは私の訓練の時に会ってたけど、飼い主がああいう雰囲気とはね。それより貴方、名前はなんて言うの。改めて教えて」 「話飛びすぎだろ...。てかさっき名前言ったし。まあ、いいや、俺は鹿田裏面。鹿はあの動物の鹿で......」 「ああ、ええ。思い出したわ。ありがとう、それじゃ貴方は今日私に着いてくるだけでいいから。後はエレザさんのスーパープレイを目に焼きつけるぐらいかしらね」 スタコラと歩くゆめちー

          小説「裏面のバランス」第4話『前昼祭』

          小説「裏面のバランス」第3話「昨日からのお返事」

          エスパー少女は俺の目をじっと見つめていた。 「......なんすか、そんなにジロジロ見てきて」 「いいえ。あなたに興味がある...というよりは、あなたの存在がどう世界の変化に影響を与えるのか、その構造に興味があるの」 また小難しい話を始めてくる。 ため息も出ないでただ空を見上げた俺を横目に、エスパーお姉さんはまた時計をしきりに気にしていた。 「ねえ、お姉さん。そんな時計、昨日は付けてたっけ?」 「いや、付けてないわ。この時計は私が再度生まれ直してからETAにいただいた

          小説「裏面のバランス」第3話「昨日からのお返事」

          間違えた数だけ

          あえて、間違えてみる。 そういうひねくれ方が、生き方を形成している。 何を省みている? 何も変わらなかった。 何も目立たなかった。 そういう暮らしが周りを救うのかもしれないと、心の底からそう思っていたのだ。 現実はそう簡単ではなかった。 間違えた数だけ指を折ると、その分苦しくなった。 周りの人らが気持ちいい思いをしているのを見て、やはり孤立していく自己の存在を恨んでいた。 必ず見返してやる、みたいなそういう厨二突いた心意気も奥の方にしまっていた。 コイツは救いようがな

          間違えた数だけ

          小説「裏面のバランス」第2話「ポリシー崩壊」

          朝を迎えたことに気付かなかった。 それぐらい、暗い朝だった。 「なんか、寒くね?」 大学3年生の夏。実家暮らしの俺ー鹿田裏面は自室の異様な空気感にひとたび欠伸すらも凍る思いだった。 20年も過ごしてきたこの部屋が、まるで異空間になったような気分だった。 それに、昨日の記憶がやけにぼんやりしている。 トレーディングカードを買おうとしてイオンモールに行って、でもやっぱり買えなくて。 それでイオンモールを結局出てから、ふと思いつきで近くの河川敷に向かったのだ。 そこからの記憶が

          小説「裏面のバランス」第2話「ポリシー崩壊」

          小説「裏面のバランス」 第1話 公園で出会ったエスパーお姉さん

          「こんにちは」 そう声を掛けてきたのは、エスパーを名乗る少女だった。 いや、少女と言うには少し歳を食っている。 自分が大学生だからそう思うのかもしれないが、自分からすれば少女ではなくお姉さんぐらいの雰囲気に見えた。 しかし、 「私はエスパー少女なの。貴方は?」 当の本人が自らを少女と呼ぶのだ。 それをやられてしまったら、こちらとしては凄く困る。お姉さんとは、呼べないよな。 それに、エスパーって設定はこのご時世もう古いんじゃないか?もうちょっと、なんかこう...付加価値が

          小説「裏面のバランス」 第1話 公園で出会ったエスパーお姉さん

          歌詞 殴り書き

          酷く落ち込んでいる夜に 会わなくても感じられる愛に名前を付けて 納得させる時間 それが恋 孤独を浴びる時代がやってきて その渦の中で埋もれる 予想を超える今がやってきて 追いつけないと笑う 軌道に乗せた運命があった 清算できない後悔があった そういう基準に自分がいない 救ってくれる愛が欲しい 聞かせてよ 最愛のミスがあった それが僕らの出会いそのものだ、って 見立て通りには進まないみたい 一時も忘れられないの 潰しあった未来に何を願う? 口づけの先にある不安定な夜まで行

          歌詞 殴り書き

          人がコンテンツ化する時代

          みねうちです。HAPPYです。 眠れないのでnote書きます。 これからの時代、何が流行ると思いますか? 自分は「人」だと思います。 いやいや...何言うてんの?って感じですが。 AIの流行etc考慮してみると、「モノ」に価値が置かれる時代は終わりかけてると感じます。 どういうことかって、「モノ」自体は作るコストだったりが低下してる訳です。 では、「モノ」を作ってる「ヒト」に価値が置かれるのではないか...というのが自分の主張です。 というか、既にそうなってません? ボ

          人がコンテンツ化する時代

          秘密基地TOKYO

          こんばんは。今日もお疲れ様です。 ここは僕と、それからあなただけの秘密基地です。 そんなことはどうでもよくて、僕は今絶賛浮浪人なんですワ! で、趣味の音楽制作の方もなんとな~く常に滞っているような……そういう感じです。 で、こうやって記事を書いてるとまた音楽作りたくなるんですけどね。 好きなことを仕事にすると嫌いになるアレと一緒ですね。 オタクの逆張り精神とも取れるな。はは……。 生きていてずっと思うのは、その時々にしか輝かないような秘密基地が欲しいってこと。 どういうこ

          秘密基地TOKYO

          才能さんの歌

          最近自分が特別な存在ではないことに打ちひしがれています。 でも、それは誰しも通る道で大学卒業までに大体の人が自分の人生だったり夢だったりにある程度の折り合いを付けるのです。 僕はそれが少し遅かっただけ、と思って少しずつまた普通に生きていくのです。 才能さんを動かすにはきっと、運も味方につけなければいけません。 でもきっと、運は勝手にやってくる訳ではないのです。 引き寄せの法則ってありますよね。アレはスピリチュアルではなくホントです。目的論にも近しいですが、目指すところに思考

          才能さんの歌

          メイと魔法陣

          森の奥で遊ぶ少女メイは、花占いをしているみたい。 「すき、きらい、すき…」 すると、後ろからドンと背中を押されうつ伏せに倒れ込んでしまった。 「きゃ」 倒れた身体が持っていた花をそのまま押し潰してしまったようで、メイは酷く落ち込んでから後ろをぷいと向いた。 そこには、 「何やってんの?」 血気盛んな年頃の坊や、サクラダが木の棒を持って鼻水を垂らしてそこに立っていた。 「ひどい!なんで押したの!」 メイが顔をぎゅっとしかめてサクラダの方を見つめていると、当の本人は何が起きた

          メイと魔法陣