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スプリットという映画を見てみた

2023年1月1日。
お正月のお昼にスプリットという映画を見た。

話の内容は、
女子高生3人がある男に誘拐され、
監禁されてしまう。
その男はいわゆる多重人格の持ち主。
彼は23の人格を持っていて……。

ここ2〜3年で長期休暇になると、
家族でホラーを見ようというイベントが
なぜか風習になってきている。
なぜ休みの日にホラー?
そんな私の突っ込みは無視され、
妹が「今回はこーれ!」と選んでくるのだ。

おばけ系というよりかは、
サイコスリラー系を主に借りてくる。
平和(?)なコナンも一緒に借りて、
お正月、おいしいごはんを食べたあとに
見ることにした。

感想(ネタバレのないように)。
怖いといえば怖いのだけど、
ベクトルが違う怖さ。

いきなりの爆音、きゃあーーー!
とか、うわ、エグい、うげぇーーー!
とかの怖さではなく、
もしかしたら現実にも起きるかもしれない
怖さだった。

何よりもジェームズ・マカボイさんの
演技が素晴らしすぎる。
人格がころころ変わるシーンがあるのだけど、
同じ顔なのに「あっ、今別の人になったな」
と視聴者がわかるようになっている。
もちろん服装や小道具でもわかるんだけど、
顔の表情1つで変わったとわかる瞬間もある。

もう1人の主人公とも言えるケイシー役の女の子も
いい味を出している。
物語が進むにつれて、彼女の過去も明らかになる。
物語が終わった後、彼女はどうなったのだろうと
心配する人もいるかもしれない。

二重人格や多重人格は、
暴力や虐待を受けた人が自分自身を守るために
生み出す人格と言われたりする。
物語ではそれも才能の1つと言っているシーンが出てくるけど、できるならこんな環境に持っていかないようにした方が絶対いい。

ちなみにスプリットだけでも1つの作品として
楽しめますが、
スプリットの19年前の話を描いている
アンブレイカブル
スプリットの3週間後の話を描いている
ミスターガラスも見ると
物語の奥行きが見えます。

アンブレイカブル→スプリット→ミスター・ガラスと
時系列順に見るのがオススメ。

スプリット見終わってすぐに
お正月にこの2点もレンタルして見た。
長期休暇の時は、見たことのない分野の映画を見るというのもいいかもしれない。

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