架空漫画評論-川上サオスのコミック睨み 令和のスポ根最高傑作「走れ!金光高校 拳闘部」

さぁ、今回もやってまいりました!
私、川上サオスによる架空漫画評論コーナー、
川上サオスのコミック睨みー!
んー、ベレー帽はご勘弁っ!
ということで今回評論する漫画はこちら、ジャン!

「走れ!金光高校 拳闘部」
主人公のヨシオは中学校時代、帰宅部の無気力男子として学生生活を過ごしていたが、高校の入学式で10年振りに再開した幼馴染のカケルに誘われ、ひょんなことから拳闘部へ入部!ライバルたちと切磋琢磨しながら、成長するヨシオの姿に胸を打たれる人続出!
あの名作「巨神兵の夏休み」で塚田武臣賞を受賞した刈谷一徳先生も「本作は、汗と涙と血の匂いを感じる。熱い作品だ」と太鼓判をおす!
なお、タイトルに走れ!とあるが作中で主人公含むキャラクターが走ってる描写は一切ないという異色の作品でもあります!

いやー、読んじゃったよ。遂に!
ボクシング漫画の金字塔ですよねこれは!
1番好きなシーンから、もう言っちゃうとヨシオがさぁ、「本番では使えないけど、自信をつけるためにカーフキックの練習をしよう」って8話連続でお送りするエンドレスカーフキックあるじゃない?
もちろんあれのオマージュなんだろうけど、もうこれ延々とカーフキックやっちゃうそして上達しちゃうんだよね。このテストの範囲でないけど、時間を無駄にして全く関係ない学問をおさめるが如き姿勢は胸打たれちゃったねぇ!このアプローチには脱帽だよね。
また、かつてボクシング部のエースだった不良のコウダイが「ボクシング部をぶっ壊す!」という目的できたけど、結局監督を目の前にして「拳闘がやりたいです!」のシーンなんて、涙モノだよねぇ!
最後のヨシオとカケルのあの電車の音で聞こえなかった会話のシーンが1番とか言われてるけど、そこはもう付録のようなモノでそこに至るまでの色んな紆余曲折こそ最高のメインディッシュな気がするよね!
とまぁ、今回は評論でなくただの信者コメントになっちゃったけどもうこれは満点でございます! 

拳闘部
リング恋しき
カーフかな

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