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現実逃避と自分直視

寝っ転がって上を見上げると
散りばめられた星が
夜空に針で小さく穴をあけたみたいに
その奥の「明るい何か」の光をのぞかせてた

夜だから、夜を聴く

君が教えてくれた歌は 
足元に枯れぬ花を咲かす

夜 星野源

色んな歌を
色んな気持ちを
色んな手段を

教えてもらったね、うん。

それは確かに現在進行形で、願わくば双方向。


一人になりたいけど
そんな時に限って誰かが隣に寝転がるし、

一人になりたいけど
寂しさは心から出て行ってくれない

ーーー

満員電車に乗ると、
人がぎゅうぎゅうにひしめき合って
これでもかってくらいに体は触れ合ってるのに
指先と心は寒いまんま

不思議なこった

ーー

何かに追われて、
何かに埋もれていないと、
生きてる実感を得られないなんて

なんてさもしいことだろう

ーーーー

ネガティブでもなく
ポジティブでもなく
ただただニュートラルに
「死にたい」とずっと思ってたし
今もそう感じる

何か辛いことがある訳でも無いし
色んな次元でとても幸せだし
恵まれている自覚はあるけれど、

ただただぼんやりと「ん~死にたいな」と、
ふとした時に心がつぶやく

中々分かってもらえない
こんな気持ちがあるからこそ、
わざわざ生きる理由を探すと同時に
まだ死ねない理由を作り続ける日々。

そんな時に出会った、
なんとも初めてすぎる組み合わせの題名の曲
(バター好きの友達いわく美味しいらしい。
いつかやってみよう)

死にがいがある人生が
生きがいなんじゃないかって

味噌汁とバター 汐れいら

そっかそっか


「生きることは、死ぬこと」

これは、高3の時通っていた塾の先生からもらった言葉

人は誰しもが「死」という最終地点に向かって生きている。その意味において、人は生きながら同時に現在進行形で死んでいるのだ。

それと今回出会ったこの歌詞は真逆で、おんなじだ

死ぬ事は、生きる事だ

今死ねる、って思える程に死にがいがあることは生きがいがある道を歩んでいる証拠なのだ。

じゃあふとまた心が「死」に憧れる瞬間があったら、そう思える生きがいも見つめる努力をしてみようかな

寂しさも、
死へのある種の憧憬の眼差しも、
僕の5歩くらい後ろをこれからもついて回るだろうから

こうして色んな見方を出来るのは
楽しいし貴重な機会だから、大事にしたいね

2024/2/12

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