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海外生活と日本の感覚の違い2.お金と食編

海外生活をしていて、日本にいた時と感覚が違ってきたと思うことがあります。今回はお金と食に対して注目して書いていこうと思います。

自炊と外食

私の住むマレーシアでは、外食の文化が発達しています。
ショッピングモールの中にあるきれいなお店だけでなく、フードコートや個人商店で家庭料理を売っている小さなレストランもあり、日本よりお店の価格帯もバリエーションがあります。

なので、ローカル料理が大丈夫であれば、朝から夜まで外食で済ませた方が経済的になります。

この時、ローカル料理は全部辛いのでは?と思うことがありますが、必ずしもそうではありません。中華系のお店もありますし、辛い料理があったとしてもスパイスを分けて盛り付けてもらうこともできます。

私日本食でないとだめ、という場合でも、マレーシアのスーパーマーケットでは日本食も手に入りやすいので自炊も可能です。

ただこの時、全く日本製造で日本にいる時と同じクオリティを求めると、輸出費用もあり高価になってしまいます。

私は自炊する時は、食材は日本産にこだわりません。こちらでは日本産の野菜や果物は、高級な部類に相当するので、ディスカウントされている時にたまに買う程度です。

調味料など日本のものが必須なものだけを日本製品を買うようにし、味付けは日本、具材は色々な産地のものを使って料理をすることが多いです。

ちなみに以前オーストラリアに住んでいた時は、外食は日本に比べて高くつきました。

住む環境により、自炊や外食を使い分ける必要はありますが、日本食を楽しむためには当然日本よりも少し手間やお金がかかると言えます。

私のような現地採用でなく、日本の本社に所属する海外駐在員の中には、駐在期間中ずっと日本食を食べて過ごすと言う人もいるようですが、それは待遇がいいからできることかもしれません。

飲みに行く感覚

日本では、公共交通機関が発達しているので、仕事帰りに電車を使って飲みに行き、終電で帰る。最寄駅からは、徒歩で帰ったりタクシーを利用する。
飲酒運転は厳しいので、車の場合は運転代行を使うという状況が多いと思います。

海外の国によっては、飲酒運転がアルコール度数が低ければ許容されていることもあります。

オーストラリアで飲食店で働いていた時は、実際に軽く飲んで車で帰る人も見かけました。日本人よりアルコールに対して耐性があるからかもしれません。

また、オーストラリアで「飲みに行く」時には、食事とは別で考えることもありました。ドリンクやおつまみだけを楽しむので、日本の居酒屋のようにごはんを食べながらお酒を飲みません。

家でご飯を食べてから、飲みにだけお店に出かけるというパターンもあります。日本ではあまり考えにくいかもしれません。

マレーシアのクアラルンプールでは、飲酒運転の取り締まりが年々厳しくなっていることと、プライベートを重視する文化から、日本のサラリーマンのように仕事帰りに飲みに行って帰る、ということは多くない様子です。

ビジネスマンは定時で退社し、夕食は家族で楽しむ、ということが一般的なようです。

また、マレー系の民族はイスラム教でアルコールが禁止されているので、アルコールをサーブするお店にも限りがあります。アルコールの値段も、日本と比べて高くつきます。

日本ではビジネスマンの打ち合わせや会食はレストランでお酒を飲みながら行われることもありますが、マレーシアではカフェで打ち合わせをする人も多く見かけます。飲み物代も安くつき、郊外だと駐車場も併設されていることも多いためです。

交通費に対する考え方

私は現在マレーシアで働いて2社目になりますが、交通費はどちらの会社からも支給はされません。
このため、出社が必要な場合は会社の近くに住んだ方がかかる出費が減ることになります。

マレーシアは車社会なので、電車の人だけに交通費を出していたら、車の人に駐車場代や高速道路代を出すことになるからかもしれません。

そのかわり、会社によっては保険に加入して医療費の自己負担がほぼない状況になったり、立て替えて後で請求できるというシステムがあります。

福利厚生の形も海外に出ればその文化に従って、柔軟に考える必要があると言えそうです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も海外から見た気づきを発信していきます。

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