見出し画像

Arduinoで作る、ニッケル水素充電池の簡易単セル放電器

ミニッツレーサーは単4電池を4本使用します。充放電機能付きの充電器は持っているのですが、Arduinoを使って簡易放電器を作成しました。

主な仕様としては、
・単4電池を、4本単セル放電できる
・各セルの電圧と、放電ON/OFFをCSVでシリアル出力する
・放電終止電圧は1Vとする(スケッチ次第)
・放電電流は、約120mAとする(1.2Vに対して10Ω抵抗を使用)
となります。


バラック状態の放電器


Tera Termのログ画面。各セルの電圧と、放電ON/OFFを表示
一晩放電した後のログ。初期のパンチがある領域、中間の一定した領域、最後のパワーダウンが見えます。

時間軸で電圧を出力することで、電力量の計算などもできます。
今回は約0.1Cで放電をする仕様で製作しましたが、容量の大きい抵抗を使用することで1C放電する仕様なども作れるので、各自の用途に応じて試してみると良いと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?