日々腐らないこと

いきなり暗い話で申し訳ないが、今年の下半期は落ちぶれていた。

なんにもやる気にならなくて、更新すると決めていたnoteもやめてしまったし、フォロワーを増やすと意気込んだTwitterも手につかなくなった。というより、それらに精を出すあまり本業が疎かになり、いろんな人に迷惑をかけてしまったのだ。それで一時中断してみたら糸がプツンと切れた。いろんなモチベーションを失ってしまった。

本当ならもっと本や記事を読むべきなのに、取材ごとに反省して次に生かすべきなのに、みんなが仕事しやすい仕組みづくりをするべきなのに、積極的に仕事を貰いに行くべきなのに、イベントでいろんな人と交流すべきなのに、不摂生な生活をやめるべきなのに……。

下手な完璧主義なせいで、いつまでも「〜べき」が脳裏をよぎる。最悪だったのは、この義務感に対して僕は耐えきれず逃避してしまったことだ。意味もなく何度も観たことのあるアニメや昔やったゲームの実況動画を観て、毎日寝付けるまで時間を潰していた。「今は一休みの時期だ」と楽観的に思える性格なら良かったものを、僕はちゃんとしていない自分に罪悪感を抱いてばかり。SNSでキラキラしている人たちを見るたび、自分とのギャップで気持ち悪くなるばかりだった。

そんな日々のツケが回ってきたのか、11・12月は散々だった。シェアハウスでパソコンが盗まれるわ、そのせいで引っ越しするハメになるわ、友人との約束が消えてしまうわ、何もできないまま失恋するわ、よりよって仕事がさらに忙しくなるわ……。とにかく体力的にも精神的にも経済的にもしんどい時期だった。

とはいえ社会人として働いている以上は、仕事はキッチリこなさなくてはならない。特にクライアントワークが多い編プロでは、「いろいろあってしんどいから仕事休みます」なんて通じない。いや正確には通じるが、あとで休んだ分を巻き返さなくてはならない。

だから、せめてこれ以上波風を立たせぬよう、余計なものをシャットアウトした。面倒事を抱え込まないように人との交流を極力避け、ネガティブにならないよう感情を殺す。そうして何も感じない状態を作り出し、ロボットみたいに働いていた。

そんなこんなで、なんとか年内に仕事を納め切れたが、問題は山積み。プライベートの問題、経済的な問題はもちろんだが、なにより自分の声に鈍感になってしまっているのが問題だ。仕事以外のものに興味が沸かないくらいには精神的な余裕を失っている。だから、生きていて本当につまらないのだ。

どうすれば感情をシャットアウトせずに仕事をこなせるようになるか。どうすれば生きていて楽しいと思えるようになるか。どうすれば自分の目標を見失わずに生きていけるか。

この年末年始の休暇を利用して、しっかり自分の声に耳を傾けていこうと思う。来年は日々腐らず、自分が決めたことを続けていけたらいいなぁ。

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