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色覚シュミレーターを使用した色の見え方について言いたいこと

タイトルにもある通り、今回は経験談として色覚異常者の「見え方」についてちょっとお話したいと思います。


突然ですが、皆さんは「色覚シュミレーター」と言うものをご存知ですか?

「色のシュミレータ」というアプリを使用して作成した海鮮丼の画像
右:一般色覚 左:P型の色覚異常


なんとなく見たことがある人もいるかと思います。
これは、一般色覚の方向けに色覚異常者の見え方をシュミレーションするツールを使用して作られた画像です。上の図のように一般色覚者の見え方と比較することで擬似的に色覚異常者の見え方を知れるというものですね。

ただコレ、色覚異常者である私からするとちょっと違和感があるものなんですよね…


どういうことかと言うと、シュミレーションした画像の通りに見えているかと言うと正直…

まあ…似てなくもない


ってぐらいのシュミレーションなんです。

ツールの中にはちゃんと説明されている物もあったりするのですが、あれは色覚異常者がこのように見えていると言うよりこのように理解してますぐらいの物なんです。


そもそも色覚異常者と言えど、見え方の程度にも個人差があります。
もしかしたらシュミレーション通りに見えいる人もいるかもしれません。


でも、それはかなり少人数だと思います。青空の色を水色じゃなくて空色って言う人ぐらい少ないと思います。(わかりにくい例え過ぎる)


X(旧Twitter)でもたまに見かけるんですが、シュミレーターの画像に対して、変な色だな、食べ物が汚く見える、こんな風に見えてかわいそうなどマイナスな言葉を目にします。

毎回そう言う言葉をみかけるたびに、いやいやまんまそういう風に見えてるわけちゃうから!私も変な色だなって思っとるわ!と思ってます笑


食べ物とかは特に違いあるかもしれませんね。
私個人としてちょっと黄色強くない???と思っています。
単純に赤や緑の色味を抜いたらこんな風になりますって言う極端なシュミレーション過ぎないのでは…?(言い過ぎかも)



結論としては、シュミレーターはあくまで判別性のシュミレーションをしているだけ。見え方には個人差があります。
活用の仕方としては、あーこれぐらい少ない色数で見えてるんだなくらいの認識で受け止めてうまく活用してください。

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