夢を見つけた瞬間

『わたしは何者になりたいんだろう?』

そんな問いを抱いて帰国した20歳だったわたし。
関西空港からスーツケースをコロコロ引きながら

『憧れていた海外へ行ったら見つけられる!』
あれだけ
親にわがままを言って無理やり行かせてもらった海外留学も
結局何も得られずに帰ってきた。

『自分が何をやりたいのかがわからない』
そのことだけわかっていました。



『私は○○です!』と
胸を張って言えるアイデンティティーがあることが
大切。


とにかくお仕事をしよう。

ハローワークへ登録へ行くと
その時さいわいなことに
オファーをいただいた

『鞄屋さん』『帽子屋さん』『宝飾店』

『ジュエリーなんてかろうじてダイヤか真珠くらいしか知らないけど
なんか楽しそう』

そんな気持ちから
宝飾店へ就職


ノルマや立ち仕事の想像以上のつらさもありながら

『石の上にも3年』

の言葉を信じて3年勤め上げる。

その三年間の間で心底痛感したのは

『原価を知りながら売値への理不尽さ』

『自分がデザインや発掘をしてもいないジュエリーを説明することへの愛情がどうしても持てない』

『私はこの仕事にやりがいが見いだせない!』

とにかく3年間は
自分にはこの仕事がとにかく嫌い!
という輪郭がはっきりとしてきた中で

ふと
『そういえば私子ども好きだったな~』

と思い出して

次のお休みの日には
児童養護施設でのボランティア活動を始めていました。

そこで私が進みたいと心が動いた
出来事がありました。

次回へ続きます



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