見出し画像

実は脳って単純?

忘れたくないのでアウトプットしておこう。

精神科医でユーチューバーの樺沢紫苑さんのチャンネルでまた良いことを聞いた。
人間の脳とは、自分が言う言葉から大きな影響を受けるらしい。
つまり、ネガティブな言葉ばかり使っていると、脳はネガティブに敏感になり、不安や恐怖を出しやすくなる。

まさかそんなことあるんかいな~と半信半疑で動画を見続けたわけだが、そこで出てくるネガティブ言葉とポジティブ言葉の例が絶妙に良かった。

ある視聴者さんが、「ヨイショ」を「わっしょい」に変えた。
すると家庭でも笑いが増え、楽しくなった。
樺沢さんは「忙しい」は言わないで、なるべく「充実している」と言うらしい。
それを聞いて、私も早速実践してみたわけです。
忙しいなんて、ちょっとしたことで日常的に口にしているわけだが、それを「あ~、充実してる日だなあ」なんて言ってみると、あら不思議。
「忙しいなあ」と言った後の頭に感じる重みが出てこない。それどころかふわ~と軽くなったような気さえした。
これは私にとって衝撃的な経験だった。

えー、こんなにも違うもんなんだ...
なんせ私の愛用する語彙は、ざっとこんなもんだからです。

あ~疲れた。
面倒くせ。
かったりい。
忙しい。
やりたくない。

忙しいと思う日に、
「きゃあ、私の人生ってばこんなにも充実してるっ」
なんて言ってみると(思うだけでも良い。でないと子供に変な目で見られる可能性あり)、楽しい気分になるしとにかく頭の上にのっかっている荷物が急になくなるような感覚を覚える。
忙しいなんて言うより全然心地よい。

脳って、、、案外アホなんだなあって思う。
(おまえもな)
だってこんな単純なトリックにハマるわけだし。

疲れた、はどう変えようかな。
動画のコメントには、
「さあ、風呂に入ろう」
とか
「精一杯やった。」
とかあったなあ。
でも私は朝から言ってるからなあ。 笑
この際「わっしょーい」に変えてみようかな。

こういうことを考えたりしているうちに、自分がいかになんでもかんでも
生真面目に深刻にシリアスに考えて日々を生きているかがわかってきた。
そりゃあ、毎日きついはずだよね。
かわいそうに、自分よ。
もっと適当に、軽く生きようよ。

昨日は次男の授業参観だったのだけれど、最近次男と仲の良い男の子の母親と話す機会があった。特に何かあったわけではないのだけれど、彼女は私の苦手な部類に入る女性だ。私たちが住んでいるこの村では行動力も決断力もある中心的なママさんグループに入っているような感じの人で、物の言い方がとにかくキツくて怖いなあって思ってしまう別の女性と仲がよく、彼女もそこまでキツくはないが繊細なタイプではない。
話していても、なぜか気持ちが繋がっているような感覚が持てない。
お互いがちぐはぐに話しているような気分で、話も続かない。

授業参観が終わった後も、そのママさんとの会話が気になって、気になってずっと考えていた。気持ちが高揚していた。
変に思われたかな。
もっと話すべきだったかな。
あれは言わない方が良かったかな。
あの人はああ言っていたけど、でも実はこういう意味だったのかな。

そんなことをキリもなく考えているうちに、急に閃いたんだ。
ちょっと待って。
私はあの人のこと、そんなに特別に思っているんだろうか。
私はそんなに深刻に考えてまで好かれたいんだろうか。
私はあの人がそんなに好きなのか。
あの人のようになりたいんだろうか。
あのグループに入りたいんだろうか。
自分に問いかけてみた。

答えはほぼすべてがノーだ。
だって心が通じない気がする。
性格的に合わない気がする。
子供たちの仲が良いのは喜ばしいことだが、私までも彼女と親密な関係になる必要はないんだよね。
会えば挨拶して、ちょっと話して、それだけでいいじゃないか。
私には私の生き方、子供の育て方があり、彼女にも彼女のやり方がある。
それだけだ。
誰とでも仲良くならなくてもいいんだよ。

軽くいこうよ。
楽しくいこう。
自分が一緒にいて楽しいと思える人と一緒にいればいいんだ。
自分が一緒にいて心地よいと思える人と過ごせればいいんだ。
それ以外の人たちについて悩むのは、心から時間の無駄だよ。

わっしょい!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?