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#002■てんとう虫目線 (走者編)

1つ前の記事に書いてた「てんとう虫目線(煽り目線)」の深掘りで、まずは走者編。

きっとスポーツ写真あるあるなんやろけど、ひとつの競技を撮り続けると、いつも同じような構図になる。それは仕方ないことであり、同じ瞬間は2つとない、んやろけど、なんか見たことないもの、普通なら見ないものを撮りたくなるもの。

そんな時にとある野球雑誌で目にしたのがこの構図↓

その雑誌ではイチローが2塁へ盗塁する姿を低い位置 (地下中1階(?)の記者席) から撮っていた。

毎回のようにてんとう虫目線の撮影はしてたものの、マウンド越しの走者は気が付いてなかった。もちろん普通のグランドに撮影用の地下中1階なんかないので、カメラを地面すれすれに置いてバリアングルのディスプレイを使って撮影。

目線が低く、マウンドが丘のように見え、文字通りその向こう側を走り抜ける選手。走者の足元が見えてないのがポイントで、マウンドのある野球ならではかもも。

まさに普段は意識しないと、もしくは地べたに貼りついて双眼鏡を覗かないと見れない光景。

写真ならではの視点が楽しめるオススメのアングルです。

マウンドの向こう側に走者がいるので、足はマウンドに隠れているため、子供でも選手が大きく見え、ダイナミックな構図になる。

走者のそばにいる守備や、手前にいる投手などもフレーム内に収めるとより臨場感あふれるカットになる。

足元からの視点なので実現する風景と言える。
守備や投手にフォーカスを合わせてもイイ。

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