ベラルーシのお正月
2019年12月31日、2020年1月1日。
一生忘れることのない思い出深い(笑)日になりました。
ロシア・ベラルーシのお正月って聞いて皆さんは何を想像しますか?
留学前までロシアの知識ほぼ0だった私には、ロシア語圏のお正月はとにかく衝撃的でした...
12月31日
15:00 食材の買い出しにスーパーへ
オリビエサラダの材料、カニカマサラダの材料、黒パン1袋、チキン1羽、じゃがいも2kg、みかん1kg、チョコ、カルバサ1本、チーズ、シャンパン2本、ジュース2本...
2人でこの量。8000円分くらい買った。日本で8000円なら普通かもしれないけど、ベラルーシで8000円って言ったら超超超贅沢!
17:00 調理開始
メニューはオリビエサラダ、カニカマサラダ、チキンと野菜のオーブン焼き、マッシュポテト、ロシア風サンドイッチ。
20:00 つまみ食い、テレビ鑑賞
ロシア語圏のお正月は24時まで基本的にご飯は我慢。お正月が明けたと共に食べ飲み始めます。
23:00 みんなそわそわしだす。隣人集結。
これも驚きだったんだけどロシア語圏には都心部に一軒家があまりない。ほぼみんなマンション住み。
だから23時くらいになると、マンションの隣人の家を訪れ、挨拶をしたり一緒にテレビを見て過ごします。
23:55 大統領スピーチ。お願いごとタイム。
お正月の幕開けと言えば大統領のスピーチ。日本のようなカウントダウンTVではなく、大統領のスピーチを聞いて年越しするのが一般的。
あとは、シャンパンに願いを書いた紙を燃やし入れ、紙の燃えくずの入ったシャンパンを飲みほすという願掛けをするのもロシアンスタイル。
1月1日
0:00 パーティ幕開け、プレゼントを渡す
年が明けたらパーティの始まり。
ウォッカシャンパンワイン...とにかく飲みまくりました。
ちなみにロシアでは24時になると花火が沢山あがります。だからちょっとした花火大会みたいでした。
あとはプレゼント交換です。ロシアでは恋人家族同士でお正月のプレゼントを贈り合います。
手紙、靴下、アクセサリー、お酒、イヤホン、みんな想い想いの品を贈ります。
(ロシア語圏で贈ってはいけない?プレゼントに関してはこちらの記事をご覧下さい。)
2:00 街を散策
街の中心地のツリーがある場所に行ったり、外で踊ったり、友達とわいわいしたり...。朝まで騒ぐのがロシア流らしく、朝までお酒を飲み続けます。
ちなみにロシア正教のクリスマスは1月7日なのでロシアではお正月=クリスマスツリーです🎄
4:00 帰宅
4.5時頃になってようやくみんな疲れて帰宅し始めます...
お昼頃までひたすら寝て、1月1日は二日酔いとの戦い。
こんな感じがロシア語圏のお正月です。
花火が上がったり、お酒を飲んで隣人と共に踊ったり歌ったり、日本より盛大にお祝いするお正月でした。
こたつで年越し蕎麦を食べながらまったり過ごすお正月も素敵ですがロシア流のお正月も凄く楽しいのでオススメです。
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