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お花見のかたち

美しいものを
そのままの姿で
できるだけ長く 楽しみたい。

そう願うのは 自然なこと。

保つ工夫はしたい。
切り花なら、
水切りをしたり
置く場所を考えたり。

でも、
瑞々しさが失われていく姿 
そのものを楽しめたら、
うれしさがひろがる。

桜の花びらが 道の隅に
こんもり たまっていたら、
そっとすくって 袋に入れて
ウキウキしながら持ち帰る。

そうすれば、
家でもしばらく楽しめる。

そんな楽しみ方も
ひとつの“お花見のかたち”だと
受け入れられたら いいな。

外出ができない方も
鼻先で 季節を味わえる。


落ちている花だったら、
手に取ることもできる。
遠慮することなく
感触でも 楽しめる。
お子さんも、
目の不自由な方も。

楽しめる人がひろがれば、
しあわせが ひろがる。

2024.4.12


玄関を桜だらけにして
遊びました♪
もらいたて(拾いたて)の
桜と椿の花びら。
(4月9日)
お皿も変えて、今こんな感じ。
(4月12日)
仏様にも見せてあげたくて、
お備えしました。



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