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共に生きる

「共生」について考え始めたのは、歳が一桁から二桁に変わる頃でした。

熱帯雨林が人間の活動により、急激に減少していること。

生物多様性の宝庫とも言われる熱帯雨林がなくなることで、多くの動物が危機に陥っていること。

国産の木材を使用するより、輸入の方が安く済むこと。

おかしいと思ったのです。
わざわざ遠い国から持ってきた木材の方が、どうして安いなの。

知ってしまったので仕方ありません。
小学生にして、再生紙か確認してから学習ノートを買っていました。

“知った責任”を感じました。
無視できないというのが、
私の良くも悪くもあるところでしょう。


最近は、プランテーション(大規模な農園)のために、森が伐採されていることが、社会の問題として取り上げられるようになってきました。

そのひとつパーム油(アブラヤシ)は、使いやすく安価であることを理由に、プランテーションが拡がりました。
(詳しく知りたい方は、一番下*へ)

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“自然と共に生きる”とは、
自然を尊重することではないかと、今、感じています。

そして、それは、
自分と違う生き方をする人、考えを持つ人を尊重することにも重なると、気が付きました。

そして、それなら、
私の中のいろいろな感情も、ダメだと切り捨てなくてもよいのかもしれない…
と。

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私の言葉で心が揺れてしまう方もいらっしゃると思います。
傷つけてしまった方、本当に申し訳ありません。

恥をしのび、勇気を出して、
これからも少しずつ書いていきたいと思います。

「こうはなりたくない。ならないぞ。」
と、読んでいただけることを祈っています。

「こんなダメダメな人もいるんだなぁ。それでも生きていていいんだなぁ。」
と、笑っていただけたら本望です。

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ゲーテの大好きな言葉

『名誉を失っても、
もともとなかったと思えば
生きていける。

財産を失っても、
またつくればよい。

しかし勇気を失ったら、
生きている値打ちがない。』


どんなに小さくても、勇気を持ち続けたい。
自分で自分に振り回されながらも、
「共生」という軸だけはぶれずにいたい。


noteをはじめた日から、
“自己紹介”の文章は変えていません。
これからもきっと変わらないなぁ。

季節と年度の変わり目に、
そのことを確かめつつ、
固定していた記事を、
はじめた日に書いたものから、こちらに変えます。


多くの存在から守られていることを、最近強く感じます。

それらをおさえ込もう、コントロールしようとせずに、
共に生きている存在として、愛おしみたい。

2024.3.31 / 4.2


*おまけ

以下は、プランテーションについて知りたい方へ。

『ウータン』という団体さんのホームページ。
とても分かりやすく、いろいろな記事を公開してくださっています。

オランウータンは、「森の人」という意味。しかも単独行動です。
親近感が湧いてしまいます(笑)

オランウータンの赤ちゃん、とってもとってもキュートですよ。


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