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NY留学記#2:到着・人生初の一人暮らしスタート

トラブルもなく、予定通りNYのJFK空港に到着。入国審査をパスして空港の外に出ました。早速アパートに向かいます。

NYでお馴染みのYellow Cabに乗り、Tollという高速道路を使いながらアパートまで連れていってもらいました。

夜も車だらけで「やっぱり都会だなぁ」と思っていた時。
急に明るくなったので窓を見ると、Tollの外に光り輝く高層ビルの数々。

あんなにキラキラした場所がこの世界にあるとは知らなかった。東京どころの騒ぎではない。

「私、とんでもないところに来てしまった……?」

華やかなダウンタウンを通り抜け、Harlem地区にあるアパートの前で降ろしてもらいました。

なんかめっちゃ怖い…!!!

灯りが少ないせいか、街全体がなぜか不気味。
ビンがいっぱい道で割れてるし、ゴミも散乱してる…!

何はともあれ、「近くのDeliの店主に鍵は預けたから名前を言って受け取って」とアパートのオーナーから言われていたから、Deliに入りました。

やっぱり怖い、店員さんの貫禄がありすぎる…!

街自体が怖い上に、体格はかなり大きい店員さんが多かった。
あと、Harlemの人には特有のオーラがあるように感じます。滞在中に勘でHarlemの住人かどうか大体分かるようになりました。

私:「Eastkithです、鍵をもらうように〇〇(オーナーの名前)から言われました。」
店員:「あ、〇〇から聞いてるよーどうぞ。」(笑顔)

普通に優しいやん。
人を見かけで判断しちゃダメですね、失礼しました…

「僕の友人にスーツケースを運ぶの手伝うよう頼んだから、彼に連絡してね」とオーナーから言われていたので、その友人に早速メールしました。

私:無事に着きました。Deliの前にいます。
オーナーの友人:了解、そこで30分待ってて。

待ってる間に私死なないかしら…?
寒いし暗いし、この街めっちゃ怖いんですが???

震えて待つこと数十分。
長身の男性が私を見つけるなり、すごい形相でダッシュしてきた。

もう私終わったわ、渡航1日目で終了のお知らせだ…

男性:「待ってくれてありがとう、Eastkithだよね?」
私:「そうです!オーナーの友人ですか?」
男性:「そう!今から一緒にスーツケース運ぶわ!」

めっちゃ優しい人だ。
ありがたいけど、怖いから走ってこないで!!

その後は鍵の使い方を教えながら5階の部屋までスーツケースを運んでくれて(階段で!)「隣に住んでるから何かあったら言ってね」と言い残して部屋に戻っていきました。

なんとか無事に着いたけど、ずっと気が張ってたからヘトヘト。翌日昼からラボに行くので、早く寝て体力回復するしかありません。

寝る前にシャワーを浴びようとしたところ、使い方がわからない。どうしても冷水が頭から降ってくる。

昨日までオーナーが暮らしてたんやし、ボイラー故障は流石にないやろ。
こういう時の解決策は1択。

そう、YouTubeです。

"United States" "shower" "how to use"で検索して、無事に暖かいシャワーを浴びました。初見殺しなので動画をどうぞ。

人生初の一人暮らしスタート。

この時は、翌日から早速Harlem地区に染まっていくとも、NYを大好きになるとも全く思っていませんでした。

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