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『愛の不時着』の3ヶ月、そして韓国コンテンツ note記事がエキサイトニュース掲載されたこと(その2)

8月15日に続き、「愛の不時着」についてnoteに綴った記事がエキサイトニュースに掲載されました。今回はこちらの3記事。


そして前回配信された記事をまとめたnoteがこちら。


エキサイトニュース配信前に、一通り記事をチェックする。
その時に、久しぶりに自分が書いた記事を読み返すことになるのだけれど、たかだか1〜2ヶ月前の記事なのに、遠い昔に書いた文章のように感じる。

それと同時に自分の「愛の不時着」への熱量に感心する。何周も完走したので「熱」は常に一定に保たれ、「愛」が長続きしたかんじ。この熱量が時間感覚に影響を与えているのかも。


さて、ハマりにハマった(未だに観てる)「愛の不時着」だが、5月28日に「愛の不時着」についての初めての記事「『愛の不時着』にハマる理由と、ドラマからみる理想の男性像」を書いてから、8月1日の「『愛の不時着』脚本家パク・ジウンの作品からみるロマコメに不可欠な要素と、『愛の不時着』との比較」まで、毎週1本のペースで「愛の不時着」関連の長ーい記事を書いていた。つまり2ヶ月に渡り書きまくっていた。

「愛の不時着」を鑑賞し終えたのが5月後半。
そこから8月半ばまで「毎日1不時着」な感じで気に入ったシーンを日々鑑賞しつつ、「愛の不時着」への想いをnoteに綴っていた。この期間約3ヶ月。1四半期をどっぷり「愛の不時着」に捧げたことになる。

そして、よくあるパターンだと思うけど、

「愛の不時着」→「リ・ジョンヒョクを演じたヒョンビン主演の映画」→「ヒョンビン主演の過去ドラマ」→「それ以外の韓国ドラマ」ときどき「韓国映画」

というコースで、韓国コンテンツ道を着実に歩んでいる。
ちなみに「愛の不時着」以降鑑賞した韓国ドラマが14作品、韓国映画が17作品。
なかなかの量をこなしたと思う。
韓国のドラマや映画が好きというよりも、そろそろ研究の域だ。



さて、昨日NewsPicksのTHE UPDATEで「韓流コンテンツから何を学べるのか?」を観た。議論にあった通り、韓国ドラマ・映画のエンターテイメントのクオリティやパワーはすごい。

韓国コンテンツが国内のみならず、世界をターゲットにしていることがひとつの理由だというのはすごく納得。
そしてなにより「コンテンツ大国になる」という国家的な戦略を背景に、潤沢な予算があることが大きいのだと思う。(番組では「他国の資本も制作費として入ってきている」と言っていた。これはある意味、国のグローバルコンテンツ戦略が成功している証拠だ)


「愛の不時着」にハマって以降、韓ドラ過去作品をいくつか鑑賞したが、2000年前後の作品のクオリティはそれほど高いとは言えず、ストーリーも韓国ドラマの特有の「記憶喪失」「不治の病」「財閥御曹司&令嬢」などが頻発で、夢中になれる作品には出会わなかった。

でも、最近の作品は全く違う。すごい。
「財閥もの」は未だに健在だがその内容は進化しているし、ファンタジー系ドラマなどはかなりチャレンジングでクオリティも高い。
これは韓国の視聴者あってこそ。国内視聴者の目が肥えていることが、韓国コンテンツの質を上げてきたことは間違いない。

韓国ドラマと言えば、「冬のソナタ」の印象が強く、いわゆる主婦向けドラマのイメージで昼メロ的な扱いだった気がするのだが(少なくとも私はそれで敬遠していた)、今の韓国ドラマは本当にレベル感が全く違う。



対して最近の日本のドラマは正直心惹かれるものはあまりない。
コロナ自粛期間に再放送されていた「JIN」や「やまとなでしこ」などの名作を鑑賞して思ったことは、過去には(これらの)良い作品が数多くあったのに、今は「また観たい!」と思うドラマが少なすぎると言うこと。

News Picksでも「日本のエンターテーメントは内向きなゆえに縮小している」という意見が出ていたけど、これには強く同意する。


ちなみに、韓国ドラマは中毒性があるのが特徴だが、その象徴である「愛の不時着」や「梨泰院クラス」のようなパンチの効いた作品が全てではない。

たとえば「賢い医師生活」。この作品は個人的にかなりオススメだ。
劇的な展開も激しい感情を揺さぶるエピソードも登場しない。ただ静かに40代医師たちの日常が丁寧に描かれる。それでも面白い。観ていて心地よく、そして心に染みる。
良質で、飽きることなく完走できるクオリティなのだ。

つまり、ドラマの種類も多種多様。
このバリュエーションの多さも韓国ドラマの強みなのだと思う。



最後に、今回エキサイトニュースに掲載されたオリジナル記事をご紹介。




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