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マイ手帳を作って初めてわかった「目標達成することの難しさ」

もともと文房具や筆記具、ノートはとても好きで、色々な手帳やペンを買ってくるのが楽しくて仕方ない人なのですが、Youtubeのおすすめに出てきた高田晃さんのシステム手帳動画に心を奪われ、その日のうちにシステム手帳を楽天でポチって手帳の運用をはじめました。

今回は、システム手帳を買って自分のビジョンを月次計画、週次計画まで落とし込み、独自のリフィルを作ったという体験記をシェアしたいと思います。

手帳の役割?

そもそも僕が考える手帳の役割って、スケジュールの管理、日々の行動記録、備忘録ぐらいしかなかったんです。スケジュール管理なんかはたちまち入れ替わる予定に対応するのが煩わしく、紙の手帳で管理することを数年前から断念し、Googleカレンダーを常用していました。なので、手帳を使う意味って殆どなくなってきてしまっていたなぁと感じていました。

そんな中、先述の高田さんの動画ではパンパンのシステム手帳を「人生のオトモ」として使いこなしていて、単純な話、すごいカッコいいと思ったんです。というか、日々の生活や人生においてその視点、抜けてたよねという気付きにもなり、その動画を見た日のことは今でも鮮明に記憶に残っています。

理念→長期計画→1年計画→四半期計画→月間計画→週間計画

手帳は自分の人生をデザインするもの。企業であれば事業計画書があったり、経営理念があったり、長期計画があったり、目標を達成するために大きな目標からブレイクダウンして目先の目標に落とし込んでいくというのは何となく分かると思います。

会社でも年間の部門計画があり、四半期ごとの目標、月間の目標、週次の目標や報告、全て大きな計画から細分化されたタスクになっていると気づくことができると思います。

自分の人生でも同じです!

ただ、自分の人生となると目標をたてるときの切り口が非常に分かりづらい。ここで大事なのが「役割」を考えること。

例えば、僕であれば「夫であり父親」「会社員」「クリエイター」「ゲーマー」「ミュージシャン」という顔を持っているかなと思います。それぞれにありたい姿を考えていくことで、それが「長期目標」とほぼイコールになります。長期目標は10年単位で考えました。難しければ5年単位でもいいと思います。

目標を立てたらあとはブレイクダウンしていくのみ。

◎今年一年でどこまでできるようにしたいのか
◎それをするためには何をしなければならないのか
◎いつまでに何をすれば良いか

これをそれぞれ、年間ページ、月間ページ、週間ページに落とし込んでいく作業を行っていきました。

更に、僕の場合は、四半期ごとの目標設定を行うことにしました。理由は簡単で、年間計画から月間計画に落とし込んでいくのが難しかったからです。年間より粒度の小さい四半期目標からであれば3等分なので、比較的やりやすいと感じました。

この月は何をする、というところまで落ちてくればあとは週単位でタスクを割り当てて一旦完成!です。

こういうの、部長とかが会社で(規模が違うだろうけど)やってるんだろうなと思うと、頭が上がりません(汗)

日次運用が予想以上に難しかった

週間目標まで立てられればあとは日々こなしていくだけ、という状態になりますが、ここからが戦いでした。。日々の甘い誘惑に打ち勝って、なりたい自分に向けて積み上げていくということは並大抵の精神力では続きません。

実際、体調が悪すぎて1文字も書けない、1つも目標に向けた行動が取れないと言う日が何日か続き、自己嫌悪に陥る日もありました。

この部分に関しては、体調不良は仕方ないこととして割り切り、体調が優れないときは他のことは考えず、回復に専念するというルールとして対処することにしました。

体調不良で進まない、という定義ですが、とりあえずエディタを開いて、環境を開いて、これから何しなければならないかということを把握するまではどんなに体調が悪くてもやります。

今の進捗状況を確認して、続きの作業ができるようであれば先に進む、できなければ、その状態を記録して今日の作業は終わりにして休むというルール付にしました。

こうすることで、何日もお休みしていた場合、キャッチアップで30分も使っちゃったなんてことを防ぐことができます。(1週間触っていないと、問題点すら忘れてしまうので・・・)

日次はオリジナルリフィルを作成

日次はオリジナルリフィルをエクセルで作成し、無地のリフィル用紙に印刷して使っています。これが、予想以上によかった。

朝イチで今日の予定を確認して転記する。そのあとは今日の目標をたてる。仕事の目標、クリエイターとしての目標、ここまでは必ずやって、あとは今日行動する予定のある役割があれば加えて記入。

加えて、僕はうつ病なので、その日の体調なんかは一言日記で残したいので、朝昼晩で一言残せるような箇所を作る。ここまでが一日の始まりでやっておきたいこと。

これが上手く行かないときが多い!!

朝、予想以上にバタバタして朝のルーティン手帳時間が作れない、とか予想以上に子供がぐずって幼稚園の送迎遅れた!!などとハプニングがあるとどうしても手帳タイムが取れない。ここは早起きするなどで時間の使い方をおいおい変えて対応したいと思っています。

一日の終りには日報ということでやったこと、成長できたこと、気づきをそれぞれのロールごとに記入。気をつけたのは「成長できたこと」を必ず書くようにしたこと。これで自己肯定感を上げるのを目的としています。

手帳で日々進化

僕の手帳運用は一旦軌道に乗りましたが、まだまだ改善の余地はたくさんあります。手帳をつけ始めたことで一日の生活時間の無駄があぶり出されたりといろんなメリットが多く、これからもコツコツと続けていきたいと思っています。

今回、高田晃さんのYoutube動画もそうですが、書籍『手帳で夢をかなえる全技術』に具体的な手帳構築の手法が載ってますのでぜひ気になる人は読んでみてください。

事例もたくさんありますが、僕は特に前半部分がとても勉強になりました。


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