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私が「使い切る暮らし」をはじめた理由

突然ですが、私は片付けが大好きです。                  定期的に洋服の見直しをしますし、収納棚の中からふと存在を忘れていた物が出てくると、その物の来歴や使わなかった原因、忘れていた理由を考え、レイアウトを変更したりしています。

そのため、どこに何があるかは大体把握していますし、普段使わない切手や梱包材、学生時代のプリクラなど細々した物についても必要なときにスッと出すことが出来ます。このような生活は無駄がないですし、物が適切な場所に居てくれることは気持ちが良いです。なにより、自分が好きなもの、必要としているものに囲まれた空間はそれだけで生活を豊かにしてくれる気がします。

ただ、私は昔から片付けが大好きだったわけではありません。むしろ両親から部屋を片付けろと常に言われているような子供で、ときには一度着た洋服が床に散乱し、机の上には本やノート、裏紙が積み上げられていました。ネットやテレビなどで紹介されているきれいなインテリアの部屋に憧れつつも自分は物が山積みになっている方が物を視覚的に捉えられるので、どこに何があるか覚えられる、むしろそのような状態の方が物を有効活用できると信じていました。また、きれいな部屋を保つためには物を使っていない物はすぐに捨てなければならないと思っていたため、いままで使っていなかった物とはいえ、捨てるのが忍びなく、それも片付けを拒んでいた理由だったような気がしています。

しかし、使っていない物の中にも①頻繁に使うものではないが必須のもの(思い出品も含みます。)、②今後も明らかに利用しないと断言できるもの、③それ以外のものと温度差があります。①についてはわかりやすい形ではないですが、それがあることでわくわくする、安心感があるのであれば立派なお気に入りです。自信をもって取っておいてください。②については今後絶対使わないのであればなぜそれを使わないのに買ったのか(もしくは貰ったのか)、なぜ使わなくなったのかを考え、今後の買い物に生かすことがその物に生まれてきた意味を与えること、つまり使い切りにつながります。売れそうであればメルカリなどのフリマアプリで売るのも良いでしょう。③については消耗品については文字通り使い切る、インテリア等の飾る物であれば表に出してあげるなど使い切ってあげればよいのです。

そのようなことに気づいてから、私の片付けは格段にスピードを増しました。最初に①~③の区分をし、②を処分すればそれだけでだいぶ見違えるはずです。③はスローペースにはなりますが、使い切ってあげた時の達成感は気持ちがよいものです。まあ一番は自分の性に合っていたということに尽きるかと思いますが…。

片付けといって使い切る方向性を模索する人はまだまだ少ないように感じます。最初に一部を捨ててからは、捨てることを基本とする従来型のわかりやすい片付け法のように目に見える効果は感じにくいというデメリットはあります。ただ、捨てることが嫌で片付けが出来ない過去の私のような人が居るのであれば、こういう方法もあるよ!というのを少しでもお伝えできれば嬉しいです。

長くなりましたが、このnoteでは使い切る暮らしの実践や貯蓄・資産形成に役立つ情報をメインに今自分が興味関心を持っていること、モノについて感じたこと、考えたことを綴っていきたいと思っています。         途中で全く違う方向に向かう可能性も多々ありますが、そのときはご愛嬌で!笑

次回は、「使い切る暮らし」をはじめて私が感じたメリット・デメリットについてお伝えしたいと思います。                   まずは挨拶代わりの一稿です。これから末永くよろしくお願いします。                                           

                              みんたら      


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