様々な調理法による栄養損失
皆さんこんにちはprivategym−7の斉藤です!
皆さんは茹でたらこの栄養素がなくなる、焼いたらこの栄養素がなくなるなんてことを耳にしたことはありませんか?
実際に料理法によって欠損してしまう栄養素は多く、主に熱に強いのか弱いのかなどが関係しています。
今回はこのことについてを調べてみました。
加熱料理での栄養損失
食事というのは、食材をバランスよく摂ること以外にも調理法の偏りも気にしないといけません。
なんでもかんでも揚げる、焼くというわけにはいかないですよね。
たとえば青魚に含まれるDHA、EPAは酸化しやすいので性質があり、加熱すると劣化しやすくなります。
一方でβカロテンやビタミンA、ビタミンEなどの脂溶性ビタミンは油と一緒に摂ると吸収効率が高まるのです。
脂質は茹でることで油分が茹で汁に流れ出るため、摂取量を減らすことができます。
こういった特徴を理解し調理法を使い分けることが大事です。
調理法別栄養損失
生食
加熱しない為栄養損失は少ない。
※保存状態によっては脂質が酸化するので注意が必要
※調味料で塩分、カロリーの摂りすぎに注意が必要
炒める
水溶性ビタミン(B群、C)、n-3系脂肪酸の損失
※炒め油の脂質を摂る分だけ脂質やカロリーの摂取量が増える
※脂溶性ビタミンの吸収率が高まる
網焼き
主にビタミンCの損失
※溶解した脂質が落ちることで脂質、カロリーの摂取が少し減る
※焦がしてしまうと消化吸収が悪くなる
茹でる
水溶性ビタミン、カリウム、水溶性食物繊維の損失
※茹で汁に脂質の油が流れ出すため、少しカロリーが抑えられる
煮る
水溶性ビタミン、カリウム、水溶性食物繊維の損失
※煮汁を飲むことで流れ出た栄養素を摂取できる(脂質も)
蒸す
主にビタミンCの損失
※水分を加えて蒸し焼きにすると水溶性の栄養素の損失が増えるので注意
揚げる
水溶性ビタミン(B群、C)、n-3系脂肪酸の損失
※衣を摂る分だけ脂質、カロリーは増える
※脂溶性ビタミンの吸収率が高まる
電子レンジ
主にビタミンCの損失
レンジ専用容器を使って水分が流れ出るような加熱調理をすると水溶性の栄養素の損失も増える。
最後に
せっかくビタミンの豊富な食材を使っても調理法次第では無駄になってしまうわけですね。
こんなに勿体無いことはありませんので自分の体に入れる栄養素は調理法も考えて死守していきましょう!!
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