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ストレッチについて

こんにちは、privategym−7の斉藤です!
今回はストレッチについて話していきます!

体が柔らかいというのはとても大事なことです。
筋肉が硬い状態では、姿勢の悪化や怪我のリスクの増加、体力低下、ストレス増加まで様々なデメリットがあります。
その為、体は柔らかに越した事はないんです😊

体が硬いのは何故

一般的に体を柔らかくするのに最もポピュラーなストレッチ方法が静的ストレッチです。
ストレッチには筋肉を脱力させて伸びやすくする効果があります。

この脱力という部分が鍵になってきます。
体が硬いそもそもの原因は「伸長反射」です。

伸長反射とは、筋肉が引き伸ばされた時に筋肉がこれ以上長く伸ばされないよう筋肉を収縮させる脊髄反射のことを言います。

ストレッチをする時に膝の裏がビリビリピリピリと痛いのは、この伸長反射によるものなんです。
本来、伸長反射というものは筋肉が過度に伸ばされないための防衛反応ですが、関節の可動域の拡大や柔軟性の向上を目的とした時に、筋肉の脱力を阻害する要因になってしまうわけです。

しかし、ストレッチで筋肉を伸ばしていくと、筋肉の長さの変化を感知する筋紡錘という受容体の反応が弱まり伸長反射が起こりにくくなるんです。
だから、筋肉を脱力させたままじっくり筋肉をほぐすことができるんですね。

他にもストレッチには筋肉内部の血液循環を促進する効果があるようです。

ストレッチの長期的効果

ストレッチは継続的に行うことで筋肉や筋膜、周囲の結合繊維を伸ばしやすい状態にする効果があります。

筋膜には引っ張られると少し伸びる弾性があり、ストレッチで何度も繰り返し伸ばされると次第に弾性が弱まり、筋肉が伸びやすい状態になります。

イメージはバネを何度も伸ばしているとバネの弾性が弱くなるのと一緒です。

関節包や靱帯などの結合繊維も日頃から伸ばしていないと主成分のコラーゲン同士がくっつくことで関節可動域を制限するようになるが日々のストレッチを行なっていれば防ぐことができます。

また、日常的にハードなトレーニングや激しい運動を行なっている人は、筋肉内の結合繊維が増殖し筋肉が硬くなりやすいんです。
これは筋繊維の損傷によって結合繊維の増殖反応が亢進する為です。

こういった反応にも運動後のストレッチをしっかりと行うことで抑制することができると考えられます。

他にも筋肉痛の状態でのトレーニングは結合繊維が増えやすくなる可能性があるので注意が必要です。

最後に

ストレッチをし始めて肩こり、腰痛が大きく緩和されたという声は多く聞きます。
やはり筋肉を緩めることで身体的効果は抜群のようで、ストレス緩和などの心理的効果もみられることから、ストレッチはやった方が良いですね。

なんでも習慣化させる事でストレス無く続けることができるので、まずはお風呂上がり一つでもいいのでストレッチをする習慣をつけてみましょう👌

その習慣がついてからは徐々にストレッチの種類を増やして身体を伸ばしていきましょう。
小さな積み重ねでも身体は必ず変化していくので頑張ってみましょう。

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