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「サカラボ」はじめます!〜学校の構造改革を本気で考える〜Vol.1

3月8日金曜日。
学校教育について熱く語る会が開かれました。
名付けて「サカラボ」!坂田ラボラトリーの略です。(名付け親:石飛)

1.なぜ集まったのか

3月3日の「教員の元気が出る会」で東京大学の牧野先生の話を聞き、学校教育は、ちまちま変えている場合じゃない。今自分たちができる最大限のことを本気でやっていかないと本当にまずいことになる!と感じ、一緒に参加していた養護教諭の「にほちゃん」と意気投合し、話そう!とすぐに決めて一緒の会に参加していて、いつもやる気に満ち溢れている小学校教員の「石飛さん」にも声をかけ、私の夫の派遣社会教育主事の「てっちゃん」もいれて、4人で坂田家で集まることになりました。

2.学校のなぜ?を出す

ここからは、備忘録的に出てきたキーワードを書いていきます。

・結果を出すことを求めすぎるとしんどくなる
・管理職世代との対話不足
・管理職のGOが無くても動けたら
・不登校・不適応の増加
・教員が、親や地域に見せる姿と普段の姿が違う
・担任一人の権限が大きすぎる
・少人数の学校なのに大規模校と同じ学年ごとに分けること
・先生が劣等感を感じやすい環境
・職員会議のありかた
・手放せない教員のマインド
・学制時代から大きく変わっていないこの「学校」という制度

3.こんな風になったらいいのに

・学校を変えるには、周りの声(地域の声)で動かすのが手っ取り早い!?
・ポジティブマインドに教員自体がどれだけ出会えるか
・安心安全な場にするために、対話が必要。そのための時間を生み出したい
・チャレンジしようとする人に、まずは「いいね」と肯定的に接する
・失敗しながら現実社会を知るから、まずは教員が失敗しまくる環境を
・一人だけではできないから、人事異動など二人目がでた時がタイミング
・先生の役割(コーディネート、勇気づけ、コーチング、ファシリテート)
・子どもの自治活動(特活を大切に)

4.未来の学校を夢見てみる

・学年、担任は無し
・やりたいことベースのプロジェクト型の活動
→つきつめると「他者」が必要になっていくからそれが協働的な学びに
・衣食住の暮らしのスキルを生活しながら身につける
・遊び心からはじめる
→「あそび」から始めるからこそ本気でやるし、気がついたら必要な力が付いている
・自分と向き合う時間
・問い続ける哲学対話的な時間
・Well-Being
・クリエイティブボーナス
・いいねの見える化(引き出しにチョコをためる)

5.重要用語

①個別最適化
「指導の個別化」と「学習の個別化」を学習者視点から整理した概念が「個別最適な学び」

文部科学省 学習指導要領の趣旨の実現に向けた
「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実に関する参考資料(令和3年3月版)


②MI理論
ガードナー氏が1983年に提唱したのは、「MI(Multiple Intelligence)理論」。「知能は単一ではなく、主に8つあり、人はそれらすべてを働かせて生活している。8つのうちどの能力が優れているかが、個性につながる」という考え方です。

こども学びラボ
「【YESの数でわかる】わが子の “強み” はコレ! MI理論が定める「8つの知能」とは」


6.次回に向けて

最初は、「今すぐできること」というよりも学校をどんな風に構造改革するか?を話す予定でしたが、今自分がすぐにできそうなこと、大きい所をみながらも、じゃあ、今目の前の現場で何をするか、どう振る舞うか?にいくところが面白かったです。みんな同じ職場だったらいいのにな(笑)こうやって集まって熱く語り、「ここが大事だよね!」を共有してまたそれぞれの現場に活かしていくことをこれからも続けていきたいです。
今日の個人的な一番の学びは・・・
「出るくいを打たない!まずイイね!」


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