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261.いいふうふ風


『王様ランキング』の新刊は買ったから!

というメッセージが旦那から届く。うちはわたしも彼もマンガ好きなので、つい新刊を重複して買いがち。なので、先に買ったほうはすぐに購入した旨を連絡するというルールがある。またあらかじめ発売日がわかっているものについては担当制になっている。わたしが『ダイヤのエース』と『乙嫁語り』担当で彼が『進撃の巨人』と『キングダム』担当、のように。

最近、子どもたちがそれぞれの活動に忙しくって、ごくごくたまに旦那とふたりきりで夜を過ごす時間が増えてきて「おおう、第三の人生....?」みたいな感じだ。

わたしたち、つきあって2ヶ月後くらいには「んん?なんか妊娠したっぽい!」「え!じゃあ結婚しよう」という、”オイオイお前ら2ヶ月やそこら週末にちょっとデートしてたくらいの、凝縮したら正味数日くらいしか知らない相手と結婚する気かよ!”と、いまならつっこみそうになってしまう感じの軽さで決まったことだったけど、いつも心に”なりゆきこそ神!”という名言を持ちながら生きていた俺だったので、ありがたい天啓としてこの岐路を迷うことなく進んだのであった。
敬愛する菊池成孔さんだって「発生したグルーヴからは逃れられません」とおっしゃっていたではないですか。

なので、なんか「そういえばこのひととあんまふたりで甘く過ごした記憶ってない!」という衝撃の事実に気づいて、おもしろいな〜と思った。だったらめっちゃ甘いこととか言ってほしいという自分の欲求に気づいて、「なんかわたしに甘いこと言ってよ」とお願いしてみたら、「いちごジャム」とか「あんぱん」とか「砂糖」とかくだらない答えでお茶をにごされてしまった。
仕方ないので笑ってあげたけど?



好きなマンガはけっこうかぶっているけれど、読む本はぜんぜんかぶらない。好きな音楽はちょこっとだけかぶっている。ふたりともあまりアウトドアは好きじゃない。ふたりで子どもたちを可愛がって育てている。けれど彼のほうが子どもたちにはちょっと厳しい。
君は甘やかしすぎなんだ、と彼はいう。
だって可愛いんだもん、とわたしは答える。


あのとき、お腹に赤ちゃんができていなかったとしたらわたしたちはどうなっていたのだろう、とたまに考える。


夫婦もの名作。


セックスレス夫婦もの名作(?)。


暗イイ夫婦もの名作(?)。



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