note毎日更新631日目。すごい。すごすぎる。
って特にだれからも褒められずなんとも思われないことなので、自分で自分を褒めてねぎらってあげることにする。よくがんばっているね。わたしはちゃんと知ってるよ。

おもしろいもので、1日目からスタートして100日目までいったときはチャレンジスタート黎明期なのではたから見ていてもドキドキ感があったりして、そして100日目をひとつのゴールにしていたので「うわあ、おめでとう」みたいな反応もちらほらあったりした。

でもそこからは200日、300日、と多少の揺らぎやギリギリアウト....いやセーフか！？という瀬戸際のところが自分の中ではあったけれど、もうあとは自動運転というか、「ああ、もう”そういうひと”なんですね」と認定されて、そのままという感じになるのだと思う。

大谷翔平がメジャーであまりにも毎日ホームランを打っているのをずうっと見ていると「ああ大谷ね。あの毎日ホームラン打つひとでしょう」的な認定がされていくような感じといえば伝わるだろうか（いつもながらたとえにする方が凄すぎて、不遜ですいません）。

ひとりめの赤ちゃんを妊娠して産んだときはほんとうに縦のものを横にするのも「いいから！おれがやるから！」とお姫さま扱いで大事にしてくれていたハチ（旦那）も、ふたりめのときはすっかり普通だったもんな。「一回産んだし育ててるからもうベテランでしょ」くらいのいきおいだった。
「なんならおれ、立ち会わなくてもいいかな？」とか言われてキレた。立ち会わないだとお。ひとりめだってふたりめだって、出産は痛いし怖いんだぞお、と（しかも長い。一晩中ときたもんだ）。

ま、そんなこんなでひとはいつの間にやら「はいはい、あなたはこれができるひとなんでしょ。楽勝なんですよね」と相手に対してレッテルを貼ってしまうものだけど、当の本人的にはそんなことはないわけなので、他者に求めるものがあるとしたらそれを自分で自分に与えてあげたほうが早いよね、という話。

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かんくん（小5息子）のひとつ上の学年の子どもたちの、野球チームの卒団式。かんくんは頭数が足りないため、同じ5年生のBチームに参加しつつ、メインは6年主体のAチームのスタメンでもあったので、一緒にやっていたチームメイトがごそっといなくなってしまう日でもあった。

朝8時からグラウンドに集合して、アップして紅白戦やって、式典をやって....とめまぐるしく午前は過ぎて、午後はライティング・ライフ・プロジェクトのインストラクター養成クラスの講師をやって、夕方からは来年Aチームとなる小5のママ友たちが2年ぶりに「ごはん会しよう」ということになって、さっきまで飲んでいたのだった。

息つくひまもない、予定に予定が重なっていくスケジュールの日って、noteに書くねたがいっぱいあるようで実はそうでもない。予定の連続性に飲み込まれるかのように一日を過ごしてしまうと、「かく」という精神状態にはぜんぜんならない。

どちらかというとずっと脳と心がリセットされず、複数のアプリがいくつもいくつも裏側で立ち上がって作動している感じで、なにもしていないのにバッテリーが急速に消耗していくような、そんな状態になっている。

そういうときに限って22時を回っていたり、今日もこのあと今日中に送らないと行けない原稿も控えていたりするのだけど、とにかく心の中がゴミだらけでとっ散らかっているのでまずはそっちをなんとかしなくてはいけないのだ。

というわけで、12月頭から1月末までの8週間は毎日やろうと決めている「瞑想」というわたしの温故知新的な生活習慣を取り入れて、「かく」に入る前に15分くらいだけだけど、座ってしずかに目をつむって、ただただ呼吸をしている、という時間を過ごしていました。

わたしに瞑想を教えてくれた先生は「僕は毎日とっても忙しくって、バタバタしたり慌てたりすることも多いんだけど、そういう時ほど10分でもいいからとにかく瞑想をして、そして瞑想が終わったらまた、バタバタと慌てることにしてる（笑）」と笑いながら話してくれて、その言葉をよくおぼえている。

わあ、もう22時回ってるじゃん。noteもあるし、原稿も今日中に入稿しないと。どっちからやろう、何を書こう、やばい、なんにも思いつかない。原稿を優先したらぜったいnoteかけない。もう今日で終わろうか。っていうかなんのためにこんな大変なことしなきゃいけないんだっけ？

というバタバタと慌てながらも「よし、とりあえず15分座って呼吸だけしよう。それでそのあともう一回慌てよう」と決めたら、15分前にわたしを飲み込んで翻弄していたその暴風雨のような動きそのものが、凪いでいるのがはっきりとわかっておもしろかった。

わたしはなにか古くて新しいものに出会って、それになろうとしている。

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