人生をもう一度やり直せるなら、今度はもっとたくさん失敗して、もっとたくさん冒険する
わたしは自分に価値がないと信じていたので、価値のあることをしなければ!ひとさまのお役に立てることをしなくては!と思ってひたすらに生きてきた。
その中で、なぜかマーケティングの部門に縁があり、イベント企画に縁があり、コピーライティングやPRに縁があり、そこで喜ばれたり声をかけてもらえることがちょこっとあったりしたので、
「そうか、わたしはビジネスのサポートができるみたい。それをやっていると、なんだかみんなの役に立てているみたい。まるで居場所があるようだ。ひとがきてくれる。ひとと一緒にいられる。まるで愛されているみたい。これをやっている限り、わたしはもうさみしくない」
なんて思い込んで、ずっとビジネス支援をしていた。
もちろん思い込みだけではなくて向き不向きでいえば向いていたし、成果も出たので悪いことじゃなかったと思っている。
けれどもいま、成果が出るよりも満足度が高いことよりもうれしいことが起こっていて、それはビジネスコーチングのクライアントさんたちがみんな、「ビジネス以外の話」を話し出す、という事象が相次いでいること。
そして、コーチング生の何名かは「わたし、ほんとうはビジネスをごりごり進めたかったわけではなくって。ただ、みおさんと、ライフや、どう生きるかや、いろんなことをおしゃべりしたかっただけなんです」と、ビジネスルートの途中から抜けてゆき、さらに別なところでは、まったく募集していないのに「みおさんに年間でライフコーチングをお願いしたい」というひとが現れていること。
そんなことが起こり続けていて、おおう….みたいな感じでいる。
自分の内側にある”なにか”に気づいて、その呪いを解いたり、その武器を捨てたり、その鎧を脱ぎ捨てたり、するたびに、なにが変わるかというと目の前が変わっていく。出会うひとが変わり、起こる出来事が変わり、人生の流れが変わっていく。
わたしの目の前のひとたちがいつでもわたしに教えてくれる。
「ビジネスコーチングなのに、こんな話していいのかな。でも、食事を変えたということが、ここ最近のわたしにとってすごく大きな意味があったんです」
「コーチングのセッションだから、元を取らなきゃって思うんだけど、ただ自分の内面の話をさせてもらっただけの前回こそが、神回だったなって」
食事を変えた。オフを増やした。旦那さんとデートした。掃除をして、花を飾って、春らしいメイクにした。そう、そう、そうです。わたしたちきっと一生この仕事をしていくんだよね? そうしたらもう、成功するに決まってる。成功するか大成功するかしかない。 そしてそのベースになるのは、いつだって生活で、気持ちで、環境で、パートナーシップで、自分らしいかわいいボディーなんだよ。
だから、食事の話をいっぱい聞かせてください。それを変えたのなら、仕事だって収入だって変わっていくんだから。
たくさん休めるようになった。休み方がやっとわかった。休むことがこわくて、せっかくの発信が止まるのがこわくて、だれにも見られなくなることがこわかったけど、しっかり休めた、と教えてくれた。 もう、それがどれだけすごいことか。
だってわたしたちはずっと、大好きな仕事をして生きていくんだから。大好きな仕事をしているあなたに会いたくて、お客さんはくるんだよ。
倒れるまではたらいて、ぱたっと休んでしーんとなる、そんな無邪気でチャーミングな動き方をしている、そのエネルギーこそが成功の源泉だから。
それでいい。ほんとうにそれでいい。ぜったいに大丈夫、自分のリズムで動けばいいって、どこまで自分を信じられるか。
わたしが自由になっていくことこそが、ご縁のあるつながりのあるひとたちの自由にとっての真の貢献になるということを、見せてくれる毎日を生きられるのがほんとうにうれしい。
わたしにとっての成功も豊かさも、今目の前にある、それ、なのだから。
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文章を書いて生きていくと決めました。サポートはとっても嬉しいです。皆さまに支えられています。あと、直接お礼のメッセージを送らせていただいておりますm(_ _)m