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食べ物とお金についての考察(その2)


“人生においてものすごく行き詰まった領域というのが、「食べ物」と「お金」だった。”


というはじまりで前回は書き出したものの、第二弾のお金編での今回、そこまでお金に困ったことはないことに気づいた。要は、両親に恵まれ家族に恵まれ、何不自由なく暮らしてこれたということ。

けれども、お金にまつわる考察は年々深まっていて、概念はどんどんアップデートされている。

ふつうに会社員をやっていたころ。
友人のベンチャー企業に加わったころ。
その企業の役員になったころ。
その企業が倒産の危機となり、解雇と同時に個人企業主になったころ。
個人企業主時代を10数年過ごしてみて(イマココ)。

会社員から役員までの間は、特に不安もなく過ごしていた。だって毎月、固定給があるんだもん。有給もあるんだもん。不景気で昇給こそ微々たるものではあったものの、堅調にグレードは上がっていたので、右肩上がりといってもよかった。

固定給がある生活。いけば、いれば、その時間がお金になる生活。
それをごくごく自然に享受していた時期だったと思う。忙しいし、拘束されるので、不満はあったよ。
でも、雇われ人生に関していえば「不満はあるけど、不安はない」という状態だった。

そして人生は二転三転していく。
じっさいには役員時代にはもう、セッションやイベントオーガナイズなどの副業も並行してやっていたものの、あくまでお小遣い稼ぎレベルだった。
それが、ビジネスパートナーの「みおさん、ごめん。資金繰りが苦しくなって、借金もかさんできちゃったので、会社を整理しようと思う」のひとことで、明日をもしれぬ状態になってしまった。

転職するのか、個人事業主になるのか。
いま思い出してもなんで転職しなかったんだっけ?って思い出せないけども、10年以上前とかだから、うたちゃん(新高2娘)もかんくん(新中2息子)もまだまだ小さかった。2歳児と5歳児を育てながら、またやたらと拘束時間の長い生活になるのがいやだったのだろう。

こうしてわたしは、個人事業主となり、「不安はあるけど、不満はない」というライフスタイルに変わっていくことになる。

雇われじゃないので、固定給はない。
自分が動かなければ、どこからもお金は降ってこず、利益は生まれない、というはじめての生活が始まった。

わたしは、やみくもにあらゆる占い師のところに駆け込んだ。そして聴きまくった。
「わたし、稼げますかね?」と。
「わたしの仕事、モノになりますかね?」と。
「個人事業主、向いてますか?」と。

その答えはどれも忘れてしまったが、こんなやりとりを覚えている。

「いくら稼ぎたいの?」と聞かれて、「え? えーと、月……50万くらい……」と答えてみたときの話だ。その占い師さん(正確にはアカシックリーダーさん)は、こう言い放ったのだった。

「うーん、いまは無理ですね。50万円のオーラじゃないから。月50万円って、べつにむつかしくないんだけどね~」


うん?待って待って?
50万円稼げるかどうかって、才能とか向き不向きとか持って生まれたものっていうよりも、なに、オーラなの?
え、50万円のオーラってなに?w
それってどうやったらなれるんですか!?

と。(つづく)


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