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37歳女、既婚、子なし。つながらないドットたちを抱えて、ルワンダへ。

2月22日から約2週間、会社を休んでルワンダに行きます。

ドットたちはいつ、つながるのか。

スティーブ・ジョブズさんの、かの有名なスピーチの言葉「点と点をつなげ(connect the dots)」。つながりのないように思えるドット(点)たちも、いつか未来のどこかで振り返ってみたらつながってるぞ、と。意味のないことはない、と。

そんな言葉を素直に信じて、本能の赴くままに、楽しそうなこと。面白そうなこと。チャレンジングなこと。それらを追い求めて、自由に生きてきた。

そうして、十数年。かなり、ドットたちは集まったはずなんですが。全然コネクトしてない、、、37歳、さすがにそろそろ焦るよね。いつコネクトするんだよ、と。

あえて、新たなドットへ。

ならば、そろそろとっ散らかったドットたちをコネクトすることに専念すればよさそうなものを、あえてここで、新たなドットに挑んでみようと思う。

そこで、ルワンダ。

旅行ではなく、神戸市が主催するとあるプログラムに参加するという形で2週間、ルワンダで過ごすことになった。こんなこと認めてくれる旦那さんも会社も、すごすぎる。

そんな周りで支えてくださる皆様の優しさにどっぷり甘えて、私はまたしてもつながる見込みがない新たなドットを作りにいくのだ。ルワンダへ。

私の未知は、誰かの既知。

ラストフロンティア、なんて呼ばれるアフリカ。

もはやレイトマジョリティどころか、ラガードも進出しきりつつあるように感じられるベトナムに3年ほど住んで働いた。そんな経験を経て、もはや私レベルの人間がベトナムのような土地で出来ることはないなと思った。

そして、何かするなら、まだそんなに日本人がいないとこでやってみたいと思った。

そう思って、ずっと「いつか行ってみたい」とふんわり憧れを抱き続けていたアフリカに行きたいという気持ちが高まって。ご縁あって見つけた神戸市さんのプログラムで、とうとうルワンダへ行く機会を手に入れた。

しかし、だ。調べれば調べるほど、自分の無知や浅はかさが露呈する。

ベトナムに比べれば少ないとはいえ、すでにルワンダにもたくさんの日本人が移住し、様々なビジネスを展開し、日々奮闘されている。ベトナムみたいに日本人コミュニティが整っていない中で、だ。なんという猛者たちだ。

私にとっては、ただただ行くことさえチャレンジングなのに、すでにその土地に何年、何十年と住んでチャレンジし続けている方々がいる。

他の地域に比べれば「フロンティア」だろうが、当然ながらガチなフロンティアなぞ、ないのだ。そこに行くだけで、それだけで自分の価値が認められる土地なんて、きっと宇宙まで含めて、もはやほとんどないんじゃないか。人間すごい。

それでも、行く。

だから、決して「ルワンダに行けば、そこで私がやるべきことがあるはず!」なんて、楽観的なことは言わない。すでに現地で日々奮闘されている方々がいる前で、そんなこと言える資格ないと思うから。

でも、それでも。ガラクタのように見えるかもしれない、たくさんのドットたちを抱えて、私はルワンダへ行く。

いまはつながらないドットたちが、きっと未来のいつかどこかで意味をもってつながることを信じて。

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