【お題】ダンスについて
ついに自分の脳みそでエッセイのテーマを考えられなくなりました。
これはお題箱からテーマをもらって思いつきの文章を書かせていただくという他力本願な企画です。
お題をくださった方、救いの手を差し伸べていただきありがとうございます。
お題
論
『チェンソーマン』面白いですよね。
以下ではストーリーの詳細なネタバレはしませんが、登場人物や世界観の説明はします。ネタバレNGの方は閉じてください。
さて話にもどります。『チェンソーマン』では「〇〇の悪魔」と様々な名を冠した悪魔が出てくるのですが、その悪魔の強さを決めるシステムが斬新でした。
それは「恐れられれば恐れられるほど強い」ってルール。悪魔にぴったしだわ。
ゆえに作中では、人間が生まれ持って抱いている根源的な恐怖を名前に冠する悪魔が規格外の強さを誇ります。死とか、落下とか、闇とか。
この「根源的なものほどすごい」って感覚、なんか前にも抱いたことがあるような気がするんだよなあ。
そうだ、部活動だ。
部活動ってヒエラルキーがあるなあ、と前々から感じていた。それは陽キャが多いかどうかのいわゆるスクールカーストではなく、「人間の根源的な活動」に近いかどうかのヒエラルキーのこと。
例えば、陸上や水泳はめちゃくちゃ上位。人間の基本的な機能を純粋に競技にしているからだ。
サッカーや野球はその概念を知らないとできないけど、陸上や水泳は特別な教示なしに、生まれもってその競技に参加することができる。これが僕の指す「根源的」ってこと。逆にサッカーや野球はそうした根源的な活動を組みあわせた応用として文化が生み出した、より社会的な活動だと思う。
むずかしい話に一瞬入っちゃったけど、言いたいのはつまり、陸上や水泳みたいな根源的な部活ってなんかちょっと違うというか、「人間そのもの」な感じがしません?
陸上できる人や水泳できる人って、なんだか人間そのものの素養にあふれているような気がしてずっと「すごいなあ」って思っていた。
さて、いただいたお題は「ダンス」。陸上や水泳は体育会系の根源だけど、ダンスってのはまさに文化系の根源だ。
だって、だれかに教えてもらわなくてもダンスってできるじゃない。上手い下手は別にしてさ。世界をまだ知らないちっちゃな子供だって、嬉しいときは踊る。まさに人間の根源にある感情表現やコミュニケーションって感じだ。
なので陸上や水泳と同じく、ダンスを上手く踊れる人ってのは人間としてなにやら「基礎からして違う」ような気がして尊敬する。確実になにか「強い」。人間として。
根源的な部活ほど強いという世界観で部活動バトル漫画があったら面白いだろうな。そんな漫画もうある?だれか知らない?ないなら描きませんか?
いやそんなことしたら『チェンソーマン』の丸パクリで炎上するな。それに僕は帰宅部で、暗い部屋でパソコンいじっていたインターネットダンゴムシだから感情移入できなさそうかも。登場しても、たぶん冒頭でルール説明のためだけに野球部あたりに瞬殺される役。
やっぱり漫画化は、なしでお願いします。
~FIN~
こんな感じで、お題にたいして思いつきをつらつらと述べてみたいと思っています。どんなお題でも、文章じゃなくて単語ですらよいので、ぜひ投げてみてください。
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