チビが地元のロードレース大会で
9位入賞し、
賞状をもらってきました。

私は何度もお話していますが
天然記念物級に運動神経が悪く、
それをうまく自分で対処
出来なかったことから

大学生になってまで
自己肯定感が酷く低くて、
常に人の目を気にして
ビクビク過ごしていました。

大学の体育の授業に至っては
未だに皆に笑われている悪夢を見るほど
どうしようもなくウジウジした
人間なのですが、

積年の辛い想いがつのる
自分ではどうにも上手く
変化させられなかった
「苦手」だったことを


こうも簡単に
「楽しい」に変えてくれる
私のところに産まれてきてくれた
不思議な力を持った
運動神経の良い男の子。

容姿やら好みやらは
私にそっくりな割に
私とこうも違う素質を
持っているところを見ると、



やはり子どもは
社会からの預かりものであって
いつかは社会に
お返ししなければならないから

心身ともに健康でいるように
大切に育てていく
必要があるな、と
改めて実感しました。

一緒に
美味しいものを
たくさん食べて、

新しい場所へ
どんどん出かけよう。

ただ家でのんびりと
ぼ〜っとしたり、
工作や将棋や読書や
映画鑑賞もしよう。

新しい経験を
恐れずにしよう。

気に入ったことは
深掘りしよう。

楽しい歌を歌って
貴方がピアノを弾いている横で
私はデタラメなダンスをしよう。

馬鹿みたいに笑って
転げ回ろう。

規則正しい生活をするけれど
ときどきは寝坊したり
夜ふかししたりして
違いを楽しもう。

人間は残念ながら
いいときばかりじゃない。

だから貴方が将来
とても辛くなったときを迎えても
幸せな思い出が貴方を
助けてくれるように。

頑張ろうと思っても
出来ないときも
たくさんある母だけれど、
それでも確かにある
この愛情が
ちゃんと伝わっていて
少しでも将来の糧となるように。