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【尾道市】みんなが幸せに食べられる100%米粉パン「gluten-free-bread ほぺ」教室&新店舗オープン。初販売会も!

ふわっふわのパン、美味しいですよね。実はこのパンは、米粉100%で作られています。作っているのは「gluten-free-bread ほぺ」を主宰する石井友梨さん。自宅で米粉のパンやお菓子の教室をしながら、イベントなどで販売もされています。

イヤイヤではじめた米粉パン

某大手料理教室の講師をしていたという尾道出身の石井さん。妊娠出産を経て、はじめは普通の小麦粉のパン教室を自宅でされていました。長女さんが1歳前のある日、パン講座のあとのボウルを、洗わずにおもちゃにして遊んでいたら、アレルギー反応が出てしまったことが米粉パンへの転機。小麦に触れることがNGで、小麦粉を家に置けない状態になり、嫌々ながら米粉にシフトしていくことに。当時は「私のパン人生が終わった・・・。」とまで思ったそうです。

米粉のパンは、膨らまない、餅みたい、においが独特、美味しくない・・・など壁がたくさんあったそう。当時少なかった米粉パンの専門家に習いに行き、自身で研究を重ねて、今のほぺさんの米粉パンがあります。私はほぺさんの米粉パンを食べたことがあるのですが、正直な感想を言うと「もうこれは普通のパン!」です。なんなら小麦の香りまでしてくる錯覚に陥ります。

新しく店舗兼工房がオープン!初めての販売会開催

小麦と米粉の併用期間が約1年、その後「100%米粉」へ変更し現在4年目。2024年2月に、新しい店舗兼工房がオープンするのを記念して、2月10日(土)、旧正月の日に合わせて店舗での初めての販売会が行われます! 長年自宅でやっていたパン教室から、自身で店舗を構えての新たな門出です。

向島の入口 二番潟交差点

場所は尾道大橋から向島へ入り、向島の入口ともいえる、二番潟交差点から見えるところ。看板が並んでいる奥にあります。今まではイベントなどで販売をされていましたが、今後はこちらでも定期的に販売会をするそうです。当面の間は月2回、隔週土曜日を予定されています。

お店の名前「ほぺ」の由来

駐車場の看板「お米×パン」可愛いイラストが目印です

私はてっきり「ほっぺた」の「ほぺ」と思っていたのですが、全然違いました。長女さんの名前に由来しているそうですよ。

長女の名前が「希」と書いて「のぞみ」と読みます。「のぞみ」を英語で言うと「Hope」、これをローマ字読みすると「ほぺ」。店の名前はここからきています。

米粉パン教室について

新店舗内の工房

有難いことに予約が取りにくい教室になりつつありますので、日程が決まっていれば早めの予約をお願いします、とのことでした。尾道や福山の方が多く、遠くは広島や愛媛からも。夫婦で来られる受講生さんもいらっしゃるそう。教室の雰囲気の良さが伝わりますね。教室の様子や予約はInstagramから見ることが出来ます。

作業中の石井さん

アレルギーがあってもみんなと同じものを食べさせてあげたい

小麦のパン屋さんは島にもいっぱいあるけれど、米粉100%なのはココ(ほぺ)だけです。「これしか食べられない。」のではなく「ここのなら食べられる!」という風に、アレルギーを持つ人やその家族が同じように食べられるものが拡がっていけばいいな、と思います。そのきっかけが米粉であったり、ほぺであったりしたら嬉しいです。

教室で習うことができる米粉パンのラインナップ

ほぺさんのパンや焼き菓子は米粉なのはもちろん、8大アレルゲンフリー(えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生)、動物性、白砂糖不使用で作られているので、小麦以外のアレルギーの方でも気兼ねなく安心して食べられます。最近では食を気にする方からも喜ばれるそうです。アレルギーを持つ娘さんがいる石井さんだからこその想いが詰まった「gluten-free-bread ほぺ」、教室はもちろん、店舗の販売会やイベント等で見かけたら是非手に取ってみてくださいね。

詳細情報


gluten-free-bread ほぺ
住所:広島県尾道市向東町1278-6
参考サイト
gluten-free-bread ほぺ ホームページ
gluten-free-bread ほぺ Instagram

販売会
2024年2月10日(日)
11:00~売り切れ次第終了

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