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芸術ってむずかしい?旅先でアートを楽しもう【美術館編】

謎である。
人々はなぜ、旅先で美術館に行ってしまうのか。
そう、パリに行ったらルーブルへ。
ニューヨークならMOMAやメトロポリタンへ。

普段は美術館なんて行かないのに、なぜか海外旅行先で美術館に行ってしまう。または興味がないのにツアーに組み込まれている。
そして、美術館に行ってはみたものの、なんだかよく分からなった……。

下のマンガより抜粋

もちろん、美術館がとても好きで楽しみにしている方もいるでしょう。そういう方はアートを楽しむ方法を知っていると思います。
また、展示作品を見るだけでなく、美術館の建物を楽しんだり、ミュージアムショップでお買い物を楽しんだりしていることでしょう。

でも、普段アートに興味ないのに、なんとなく美術館に行くもんだと思ってて、毎回「?」となっている方に、楽しく読めるアート関連のコラムをシリーズで書こうと思います。


こちらのマガジンではあまり自分のことは書きたくないのですが、このシリーズを書くにあたってほんの少しだけ自己紹介を。

私は東京藝術大学という国立大学の、美術学部工芸科を卒業しています。専攻は染織で、主に織りによる現代アート(ファイバーアート)を制作していました。
卒業後はデザインとアニメーションの仕事をする傍ら、声を使ったパフォーマンスによるアート活動を行い、国内外で公演をしたり現代アートのギャラリーにお世話になったりしていました。
いまは現代アートからは離れて、ロックバンドをやり、ここに掲載しているような絵を描き、絵に関する就労支援や教育に携わりつつ、楽しく暮らしています。

そんな私が、アートに関するガイドを書きます。
大丈夫、難しくありません。そしてアートは「自由」ですから、私の記事が正解というわけでもありません。自由に解釈していただければと思います。
そして、「なぜ…私は…海外で美術館にいるのだ?」となっている方への、入門になるといいなと思っています。


では、初回は美術館編です。
※アートは解説が難しいため、このシリーズだけ日本語のみで掲載します。英語クラスタの方、すみません。
The topic of art is very complicated and difficult. I write this manga in Japanese. My apologies.

※マンガは左上からお読みください(左綴じ)
※テキストが読みにくい場合は、画像をクリックすると大きくなります

Kunsthistorisches Museum/ウィーン美術史美術館にて(オーストリア)
※展示場所、額縁など実際の展示と異なる部分があります

美術館編ということは…この後は何か続くということですね。
そう、アートがあるのは美術館だけではないのです。史跡、遺跡、ギャラリー、アートフェアや芸術祭などいろいろありますね。
そして、一番簡単なのが「美術館」なのです。

アートへの航海はまだ始まったばかり。
どこへたどり着くのか、私にも分からない(笑)
また次回の記事でお会いしましょう。


イラストで登場させた作品は、本物と少しずつ違ったりして楽しめると思いますので、ぜひ原画も見てくださいね。

今回登場した作品:ヴィーナスの饗宴 ピーテル・パウル・ルーベンス、白いドレスを着たマルガリータ王女ディエゴ・ベラスケス、パトロンから崇拝される聖ユスティーナモレット・ダ・ブレシア、皇帝マクシミリアン1世アルブレヒト・デューラー、農民の踊りピーテル・ブリューゲル(父)、三人の哲学者ジョルジョーネ、「若いヴェネツィアの女性アルブレヒト・デューラー、幼いエリクトニオスを発見したケクロプスの娘たちヤーコブ・ヨルダーンス

サポート頂けましたら、際限なく降りかかってくる紙代と画材代に充てたいと思います。