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30-DAY SONG CHALLENGE DAY-6

DAY 6
踊りたくなる曲

Love&DISCO/the telephones

私達世代の踊りたくなる曲といえば、どうしてもthe telephonesは無視することができないバンド。
夏フェスに行っても、カウントダウンフェスに行っても、そこかしこに唇サングラスをしたキッズたちが歩いていた。
「ディスコの向こう側へ行こうぜ〜!」という煽りに、どこだよとは思いつつも手を挙げてはしゃいでいた。

ハイテンションなライブパフォーマンスや石毛のハイトーンボイスが目立ちがちだけれど、実はちゃんと楽曲も格好良いのが彼らの魅力。
キャッチーなメロディがシンセサイザーの魅力が活きたバンドサウンドに乗っかり、ライブでコール&レスポンスのしやすい曲も多くフロアとの一体感も強い。
誰でもノリやすいリズムや、つい一緒に口にしたくなる「ディスコ!」のわくわく感、キラキラした音。

広いフェス会場で2階からこのLove&DISCOを聴いた時、なんだか泣きそうになった。
全然泣ける曲ではないはずなのに涙目になってしまったのは、きっとあの空気が大好きだからだったんだろう。
1つの会場で1つの曲であんなに楽しそうにしている人達が、普段それぞれいろんな思いで生きていて、これを楽しみに踏ん張って生活しているんだと思うと不思議な気持ちになる。
ありきたりな言葉だけれど、あの光景には音楽の力みたいなものを感じた。
今ライブが出来ない状態になって、あれがどれほど生活の中で大切さだったのか嫌というほど実感している。
日に日にライブへの気持ちが募っていく毎日はもう飽きてしまった。

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