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みきほ氏から、妊娠がわかって驚いている人へのクソバイス

アラサーの友人(女性・働きマン)がSNSで妊娠を報告していた。どうも「うれしいけど戸惑う」という様子。仕事の立ち位置に悩んだりするの、とてもわかる。

これから書くことは、妊娠がわかった四月のあの日の自分へのアドバイスです。過去の自分へのアドバイス≒他人にとってはクソバイス。でも、もしかしたら参考になる要素はいってるかもしれないから、「妊娠がわかってうれしいけど戸惑ってる人」はみんな読むといいよ!

前提:当時、一般企業の編集職所属勤務。出社が嫌で、4月のある日電車に乗れなくなって休職。どうしたもんかと悩んでいたところ、2社から「いま勤めてる会社、絶対お前に合ってないだけだからウチにこない?」とお誘いをうける。ウーンウーンと考えていたら妊娠発覚。
前提:経済社会との接点がないと発狂するタイプです。(こういう人多そう)

保育園の見学をはじめよう

まず、子どもを預けるシステムがどうなっているのか・どんな制度が利用できるのかを勉強しましょう。まずは自治体のホームページを読みあさり、自分ちの近くには認可保育園はあるのか・認可外はどんなところがあるのかなど把握しときましょう。認可保育園、認証保育園、小規模保育、家庭的保育、おなかま保育園、おうち保育園、乳児院などなど自治体によって専門用語も微妙に違うし、競争率もぜんぜん違う。子どもを産んでも絶対に働きたいと考えるのであれば、(賃貸住みなら)確実に保育園に入れる自治体に引っ越すのもありです。

保育園の見学は必須です。ウェブサイトにあがってる条件や家からの距離だけを見て「ここに入れたらいいな」と思っていた場所が、実際に見学にいってみたら「できればここに入れたくないな」って思うこともあるし、またその逆も多い。保育園見学は毎日受け入れているところもあるけれど、認可は決まった日にちにしかダメという園も多く、10カ所見学しようとすると2ヶ月くらいかかってしまう。見学は子どもが生まれてからでもいいけど、私は身軽なうちにやっときました。

あと、区役所の保育課で相談すると、「通勤ルートの遠回りになりますけど、ここの地域はそこまで競争率激しくないですよ」と選択の視野を広げてくれることもあるよ。区役所待ち時間がめんどくさいけど、手続きとかで来る機会があるならついでに相談してみるといいかも。

働くお母さん支援の民間サービスをチェックしよう

使える武器の選択肢を増やそう。
例えば病児保育。うちの自治体では公的機関を頼る場合、電車で15分のところにいかなきゃいけないけど、フローレンスだと家まできてくれる。公的サービス・民間サービスからより使い勝手がいいところを選んで戦えるようにしよう。
こういう情報は働くママの先輩からもらえることも多い。同じ自治体に住んでる先輩ママを確保するといいよ!

私が頼る予定のもの
産後ケアのマドレボニータ(働く関係ないけど)
病児保育のフローレンス
子育てシェアのAsMama
ベビーシッター キッズライン

ほかに使えそうなのあったら教えてください。

マタニティウェアは五反田TOCとguが安い

マタニティウェアとかスイーツ(笑)妊婦の着るものだとうと思っていた時期が私にはありました。ユニクロのXLでいいだろう、と。でも最近のユニクロは値上がりしたのでユニクロそんなに安くないし、袖や丈が余って残念な感じになる。一方、マタニティウェアは妊婦向けに作られただけあって、着てみたらおなかまわりしんどくなくて、すごく楽で感動しました。

そのマタニティウェア、どこで買うべきか。西松屋、無印、アカチャンホンポ、マタニティ雑誌の通販ページといろいろ選択肢はありますが、都内・西側の人には五反田TOCに入っているベルメゾンアウトレットをおすすめしたい。マタニティボトムスが1本700円くらい。犬印などのブランドものも、袋が不良だとかそういう理由で定価の半分くらいで買える。

トップスは、ゆるいシルエットの服をたくさん持ってるのであれば用意する必要ないと思うけど、敢えて買い足すならguがおすすめ。だぼだぼシルエットのもそろってます。

感覚的に、値段は
無印>ブランド通販≒アカチャンホンポ>西松屋>>>ベルメゾンアウトレット>>>>>>>メルカリやヤフオクのユーズド
かなあ。

読者プレゼントとして、12月に出産した私が6−9月に着ていた夏物マタニティ服セット(パジャマ、デニムパンツ含む6点くらい)を先着1名にプレゼントします。横浜−品川間で手渡しor郵送します。

歯医者に行け

人の体質によるので一概には言えないけど、妊娠中はホルモンバランスの影響で虫歯になりやすい、らしい。ただこういう体質は遺伝することが多いので、自分の母親や叔母がどうだったかを参考にしてほしい。

産まれてから治療をする場合、診察にかかる時間を移動時間も含めて2時間として、その間誰かに子どもの面倒見てもらわないといけない。パートナーが時間フレキシブルな働き方をしてるんだったらまだいいけど、自治体がやってるファミリーサポートだと1500円、託児施設だと3000円くらいかかってしまう。診療費に加え毎回これくらいのお金が出て行くと思うと、けっこうイヤだ..。私はほんっと後悔してる。

コバラサポートけっこうよかったよ

これも人によるけど、わたしは妊娠後期から「朝ごはんに食パン1斤とか余裕です」ていうくらい食欲が爆発した。午後はコバラサポート頼りまくったよ。けっこう効いたよ。セブンイレブンなど一部のコンビニでしか売られていないし、一本200円と安くない。2−3回試して飲んでみてよさそうなら大塚製薬のオンラインショッピングでまとめ買いしちゃいなYo!

夫と喧嘩しないための予防線を張る

これも人によるけど、妊娠したら気が荒れる、おかしくなるという人がいるということを夫にわかっといてもらいましょう。喧嘩しないために!

おすすめの妊婦まんが

れもんうむもん 1話からアプリで読めるよ
ママだって、人間 田房永子さん 


クソバイスに対する免疫をつけよう

都会はそうでもないのかもしれないけど、ある程度年をとったおっさん・おばさんの中に、女性は「自然分娩をするべき」「妊娠を機に仕事をやめるべき」「病気のときは赤ちゃんに献身すべき」「赤子が泣いたら途中の作業をやめて赤子に寄り添うべき」、それをやろうとしない人は不良ママで、考えを改めさせないといけない、と真剣に考えている人がいる。また、同世代の人のなかにも、こういうおっさんおばさんに「教育」されて、使命感を持っておんなじようなことを説教してくる人たちがいる。

「時代に取り残されたかわいそうな人たちなんだなあ」「自分と他人の区別がついていないかわいそうな人なんだなあ」と思えればストレスたまんないよ。むかつくけど。スルー力を身に付けよう。私は身に付かなかったのでいちいちイライラしてしまった。ムダなエネルギーを使ってしまった。

あと、先輩ママの中でも、自分と他人の区別がついていない人の中には、クソバイスしてくる人いるね。毒親から逃げてきた人に、「いざとなったら親呼びなよ!きっと孫の世話もできて喜んでもらえるから一石二鳥だよ」とかはクソバイスの極みですね。

冒頭の通り、私の一連のこの話は、人によっては立派な「クソバイス」です。おばさんの話に、辛抱強く画面をスクロールしてくれて、ありがとうございました!なにかひとつでも、「参考になる」話があったら「スキ!」をクリックしてくれるといいな。

みきほ氏からは以上です。