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セーリング・フォーミュラーカイトや岩城拓海のことを聞きまくる公開取材~!2回目前編

皆様こんばんは~miraくるです!
岩城拓海広報PJ、やってますよ~☆
じゃあ、何故note3週間も更新が
出来なかったのか…言い訳ごめんなさい。

ただ、選手のステッカーや
ユニフォームのロゴ問題で…まぁ色々
本当に色々あり…時間も予断を許さず
そっちに奔走していたり…選手が急遽
遠征の合間に東京帰国していたので
オフ会やスポンサー様とのスケジュール等
中々、いい意味で充実した忙しさでした♪

スペースでも広報×選手で記事に残そうと。
今回は彼の支援者のリスナー様も参戦!
岩城が事務作業等で頭が回っていなかったのと
リスナー様も酔っぱらっていたので記事に
出来るの半分位…(苦笑)気になる方は録音で。笑

岩城拓海、タイに着きました~!

タイ遠征での岩城拓海

miraくる(以下み)「お兄さんすごくない⁉
ボードロストする前から何knot(ノット)ぐらい
速くなってんの⁉」
1ノット(1knot)=1.852㎞…セーリング用語

岩城拓海(以下岩城)「うん。
でも、速くなってるけど角度がないから。
(まっすぐ走ってるだけだから)」

み「今は練習でまっすぐだからってことね。
で、実際のレースではどうかってこと?」

岩城「そう。でも、明らかに速くなった!」

み「ちなみにタイではさ、大会出るの?」

岩城「考え中、出ようかな…?
パリ五輪出る選手が参加するなら出たい
(まだ悩み中)」

ライブ配信にも挑戦!

み「今日のあのライブめっちゃよかった!」

岩城「えーーー僕の手しか映ってない…」

み「いや、めっちゃよかった。
拓海くんがこういう景色を見ながら
やってるっていうのが、本人じゃないと
わかんないじゃないですか。拓海くんは
全然って言うけど、めっちゃ良かったよ。
だって、めっちゃ再生もされてるよね」

岩城「本当ですか…?
ただ、あれ、充電の減りが早い(笑)」

み「ライブやとそうなりますよね。
あ、リスナーさんから、もう少し俯瞰して
見たいってコメントが来てるね。」

岩城「いや、わかるんすよ。
僕もその感じで見せたいんすけど…」

み「私はめっちゃよかったけどな~。
こんな景色見ながら練習してるんやとか
テンキューとか言ってて…ところどころ
英語を言ってるの可愛かった(笑)

岩城「日本語だと通じないですし(笑)」

み「あとは、カイトの人口が
日本と全然違うなって思った。」

岩城「いや、多いっすよね。」

み「ラーイブナウ!って
言ってたけど誰と喋ってたの??」

岩城「この間ポストした
陽キャの女子選手です。」
↑多分、少し卑屈気味。苦笑

み「まぁ、陰キャの拓海くんが
海上ではちゃんとかっこよく走ってるって
いうギャップにファンが喜ぶんだと思います!
ライブ嬉しかった、あれ、毎日やって(笑)」

岩城「だって腕しか写ってないし、
酔うし、充電の減り早いし…。
この需要がミラクルさんだけって
なると、ちょっと…(笑)

甘いモノがスキな岩城に質問!

み「タイではちゃんと甘いの食べてる?」

岩城「全然食べてない。
マンゴースムージー飲んでるぐらい。」

み「ちょっと待って拓海くん。
マンゴースムージーって
しっかり甘いもんじゃないですか(笑)」

岩城「食べてはないです。
飲んでるじゃないですかそれ(笑)」

み「いやいや、だってスムージーって
食べてるようなもんじゃないですか。
だってあれ。半分果肉だし。」

岩城「スムージーは飲むものです!!!」

み「スムージーですら最近カロリーの
爆弾な気がして怖いもん(笑)
先週の公開取材のダイエットの話で
ひたすら減らして走ると思うだけって
コメントが自分の中で刺さりました。」

岩城「いや、でも…あれは健康的かって
言われると、多分そうではないし
あんまりおすすめはしないです。
ちゃんと緩やかに痩せていく方が
多分いいと思う。僕は割と、短期間で
痩せないといけない感じだったから…
本当は1年ぐらいかけてゆっくり
痩せていくのが多分ちょうどいいんです。

3か月で10キロ落としましたけど
体重だけじゃなく体力も落ちましたし…」

超マイナー競技のアスリート君の苦悩

み「実際に皆様のおかげでタイで無事に
走れてるわけで、かなりほっとしましたよね。

岩城「ほっとしてます。本当に
ありがとうございます。優しい方達の
おかげで本当に助かっております。

でも、次から次へともう考えることが…
ユニフォームもステッカーも作んないとで
スペインの予定も立てないといけないし
あ、あと何かメッセージ来てたな…。」

み「ユニフォームとかステッカー
辺りは手伝えそうなら手伝いますよ!
(これで、私は地獄を見ることに。爆笑)

大変そうやもんな。この前のExcelの
事務処理も、本当に恐縮なんですけどって
lineでめっちゃ謝っとるやんって(笑)」

岩城「本当にすいません。お願いします。
今日、僕頭回ってないから、なんか…
言っちゃいけないこと言っちゃいそう。」
↑この後、miraくるが焦ることに…

み「で、リアルな話で言うと
例のアシスタントさんってさ
そろそろ本当に募集しなあかんよね。」

岩城「でも、現状アシスタントさん分で
払える資金が今不足してるからな…」

み「そうですね。ちょっとまだあと
100万ぐらいが足りないのかな。

でもさ、アシスタントさんがいないと
ギアチェンジとかを自分でしないとだし
16レース中の何レースか落としちゃう…?」

岩城「可能性が高いって話ですね。」

み「全く落とさずに行けるの?
アシスタントは経験者じゃないと
きついっていうとこもあるもんな。」

岩城「行けることもあるし
一応、監督のアシスタントはいるから。
けど、優先は僕じゃない。

アシスタント候補いることはいる。
探さなくても別にいるんです。」

み「でもさ、ラストチャンスレガッタ
あと、もう2ヶ月切ってるやん。
そんな長期の海外滞在は2ヶ月位前には
知っとかなって状態だよね…。」

岩城「色々悩まなきゃいけないこと多い」

み「そう。本当に簡単なことだと
思ってたけど、こんなに難しいことを
ずっとしてるんだなとすごく痛感した。」

岩城「スペインの大会の時に
多分シェアハウスする感じかな。
イタリアの選手とインドの選手と僕の3人。
シェアハウスとレンタカーを多分シェア。」

み「え。レンタカー運転できんの?笑」

岩城「あ、しまった国際免許取らないと…」

み「国際免許ってそんな簡単に取れる?」

岩城「国際免許は2時間ぐらい
講習受ければ簡単に取れるらしいです。
僕は取ったことないけど。
取らない時は僕は助手席に乗るだけ」

み「岩城には海外や飛行機のこととかを
たまにこうして教えてもらってます(笑)」

み「練習終わってからでも事務作業とか
大変で本来はパソコンいるよな。
それをスマホでやってる衝撃よ。

皆さん、誤解せずに聞いてほしいです。
この競技に関しては道具が高すぎるので
パソコン買えないのは仕方ないなって…。

日本人の選手も彼だけみたいな状況で
練習相手もいないし、国内大会がないから
海外大会で練習して行かないとで…」

岩城「いや、どうしよう。
(冒頭の)大会に出るか出ないか…。」

み「どんどんリアルタイムで悩みがね。
1人で壁打ちする相手もいないし大変。
私なら絶対ギブアップしてる」

岩城「え、ギブアップします??」

み「する、逆境が多すぎるもん。
最初は私にも拒否されるしさぁ。

で、タイの大会はどれぐらいの
選手が出てきそうなんですか?」

岩城「僕より上は1人いるのかな。
その人が出るんだったら出てもいいけど
でも、そのヨーロピアン選手権が近すぎて
ヨーロピアン行くなら出ないと思うし。
賞金だけ貰いにでてもいいけど…。」

み「1位の賞金いくら??」

岩城「1万バーツ(4万円)。掛け4ですね。」

み「で、そのバーツで
タイのヤマザキで買い物をすると(笑)」

岩城「美味しかったですよ。
まだ1回しか行ってないですけど。」

み「昨日言ってたよね、イワキの
晩御飯はフードコートが多い的なこと。」

岩城「近くのでっかいショッピングモールの
フードコートでいつもご飯ですね。」

み「え、めっちゃいいやん。
そこでいつもご飯を1人で食べてんの?
1人で買い物できるのね。」

岩城「はい、もちろん。
1人得意です。基本的に単独行動だから。
人と一緒…ちょっと厳しいっす(笑)」

み「陰キャか(笑)じゃあ前に私が宮古島に
突撃した時は、あれは頑張ってたと」

岩城「めちゃめちゃ頑張ってます(笑)」

み「めっちゃ気遣われてるやん(笑)」

岩城「(スポンサー様や支援者様との時間は)
大事じゃないですか。気は遣ってない!
得意か得意じゃないかって話です。」
※誤解受けるとあれなので解説!選手とは
ガチで仲良いからこそ、このジョークなのと
彼はスポンサー様や支援者様と会いたい子です

ここにて、支援者のリスナー様が突入!

支援者様(以下し)「いきなりミラクルさんに
宮古島に突撃されてもビビるでしょ。笑
拓海くんが僕の会社に行こうっていうのと
訳が違うじゃん。宮古島に来るんだ!?的な。」

み「行こうか悩んでるんです的なことを
一言も言ってなかったですしね(笑)」

し「もう行こうってなってたじゃん(笑)
あ、この日行くんでって。
実際、拓海くんはどう思ったの?
この人来るんだ…みたいな?」

岩城「そんな感じです。」

み「でも、私も気遣いだから、夜ご飯を
食べましょうって言ったんですよ。
そしたら、大丈夫ですって言ってくれて
本当ですか。みたいな感じで…なんか
メンテとか色々見せてもらってっていう。」

し「陰キャ同士、警戒し合いながら(笑)」

み「いや、警戒じゃなかったんですけど
陰キャすぎて、最後写真撮りましょう
じゃなくて撮ります…?みたいな雰囲気に
なったのはだいぶ面白かったです(笑)
シーサーちゃんと写ってない(笑)
陰キャすぎて写真を撮る文化ないし。
インカメでシーサーをを写すって
発想もなければ、そもそも周囲の観光客様に
撮影の協力を仰ぐってことも出来ない(笑)」

これが例の写真www
拓海くんの笑顔やっぱいいなぁ

タイ遠征での岩城の実力の現実

し「スピード、だいぶ速くなったね」

岩城「いやそうなんすよ。」

し「去年の韓国の大会出た時に比べたら
2、3knot(ノット)上がってるよね。
自分の中では何が1番変わった?道具なのか…」

岩城「上がってます。もちろん道具もあるし
ただ、使いこなせてるかって言われたら
全然、そんなことないですよ。

カイトが来るまでは19ノットぐらいで
カイトが来て21ノットぐらいになって
今23とか24とかなってるんです。」

み「25ノットにもなってたくない?」

岩城「25にもなってましたけど。
24とか25の時は角度もないんで。
それが本当に速いかって言われたら
ちょっとまだ微妙なとこなんですけど。」

み「じゃ、大会に出て検証するしか。」

岩城「どうやってもスピードが出なかった
時よりはスピードが出るようになったんで」

み「うん、すごい。トータルで4ノット
上がってるってことじゃないですか。
19ノットの時に比べたら。」

し「4だったらね、時速7キロぐらい」

み「令和の虎でのyoutubeコメントとか
元々見させてはもらってたんですけど、
少し厳しいコメントもありましたよね。
道具なんていい訳だとかね。私は素人だから
その辺わかんなかったものの、いや、絶対
関係あるよねとは思ってたんですよ。
中学時代もソフトテニスだったんですけど
こっちのメーカーのラケットがいいとかって
あったんで、いや、関係あるって思いながら
見てましたが、これで立証されましたね。」

岩城「いや、本当に。道具使うスポーツで
関係ないわけがないから。」

し「去年のプリンセスソフィアカップの時は
道具まだ揃ってない状態でね。
予選でブロンズからスタートだったじゃない。

で、そもそものスピードが足りてませんって
4ノット上がったとして、やっぱ時速8キロ
変わるっていうのはね。それでブロンズから
シルバーレベルなのか、もうゴールドで
戦えるぐらいになってるのか
どの辺だと自分では思ってるの?」

岩城「多分シルバーぐらいで。
なんなら25ノットはもうあれなんです。
23ノット後半を出せてたらゴールド
どころが普通にトップ争えるぐらいの
レベルなんです。ただただ、それに
角度がついてればっていう話です。」

み「その角度のくだりで、風を読んでの
コース取りのスキルは上がりましたか?
ってコメントがリスナーさんから来てます。」

岩城「コース取りのスキルは上がるも何も
元々あるんで大丈夫です!僕の強みなんで。」

み「戦術、戦略のとこですね。
※戦術・戦略は岩城選手の強みです!

し「今日のポストで走れた所は、コース取りの
角度を考えないで、1番スピード出るなら
24ノット前後だったってことだよね。

要は、実際レースの時にこのコースを走りなさい
って言われたら、その速度ではいけない。
スピードが出る方向に勝手に進みなさいって
言われたらそのスピードは出るけど
マークがあるから、そこのマークをターン
しなきゃいけない。要はそこのマークは風次第で
進みやすい方向じゃない所もあるわけで。」

岩城「そう。だから、全体的には
上がってるんですけど。本当の速度評価では
角度がないんで、上がってはいるけど
めちゃくちゃ上がってるかって言われたら
そうでもないよね、みたいな。

あれ、言うやないかいってコメントが…。
僕、そこって割と大事だと思ってます!
ダメなものはダメ、いいものはいいって
いうのを、 客観的に評価できるのは
多分超大事なことだと思ってるんで。

スピードが課題っていうのはあるけど
戦術戦略はちゃんと組み立てられる。」

し「スピードとしてはどうなの。世界レベルで
見た時にはもう戦えるかなぐらい??」

岩城「角度を抜きにしたら普通に全然余裕で
角度を考慮すると多分まだ微妙なとこです。」

み「大会に出て検証してほしいな。
拓海くん本当に客観的に、その辺
ちゃんと自分の状況検証できるよね」

岩城「そう。だから、道具が変わって
速くなるのも、分かってたことだったんで
実際、変えてみてそうだったから。
ちゃんと速度計で測ってそうなってるし
それは曲げようもない事実なわけで。
でも、それを道具のせいにしてるって…」

み「うん。ちゃんと当たってるのがすごい。
令和は結構厳しいコメント多かったから
この競技でそれも厳しいな、みたいな。」

岩城「このスピードが、あと角度が
ついてれば本当にいいとこまで行ける
っていう、それだけの話なんです。」

国枠争いのぶっちゃけトーク

み「ちなみにラストチャンスレガッタ。
ちょっとシリアスなこと聞くけど
ラストチャンスレガッタは30カ国の
選手が出て5枠を争うじゃないですか。
大体何カ国の選手が何ノットが多くて…
30か国のうち。上位5枠に入るとしたら
何ノット走らないといけないの?」

岩城「上位5枠22ノットかな。22ノット
ぐらいあれば多分5枠に入ると思う。」

み「そこには今達してるってことやね。」

岩城「スピードだけは!(自信満々)」

し「慣らして22にしなきゃ。
走りやすい方向に向かって。23、24で
走れるのは本来の数字じゃないから。
風に向かっても走るし、そうしたら
当然もうちょっと落ちるからね。
だから、そこにした時に
23ノットぐらいになっとけば。」

岩城「はい、そうなんです。だから
24、25ノットは正直いらない数字。」

み「優勝と断言しなさいとコメントが!
スピードついてきたから
元々のスキルと合わせて優勝やね…と」

岩城「断言できる時になったらちゃんと
断言します。これが本当に23ノットで角度も
上に対して90度ないぐらいで走れるんだったら
多分本当に世界と戦えるレベルなんで
優勝出来る所にいますって断言できるんですけど
まだそこには達してないんで…!」
※岩城は嘘がつけない子。

し「あと最後のラトチャンスレガッタって
ヨーロッパの強豪が結構出るから。
強豪がもう決まってるわけですよ。

1番盛んな欧米西欧の国の中で国際ランキングで
16位とか17位その辺の国が出てくる中で
5か国目に入り込まないと。今の状況がもっと
手前にアジア枠とかであればね…。」

岩城「本当にその通りです。」

み「皆さん誤解せず聞いてほしいけど
ちゃんと9月のアジア選手権@済州は
3位とってますから。」
↑放送ではアジア枠~言ってるけど
そういう意味じゃなくてアジアでの
大会ですねぇのニュアンスですね…

し「例えば韓国・中国・シンガポールの
選手達はオリンピック決まっている選手が
結構いるわけだけど、その人達が
ラスチャンスレガッタで勝てるかと言えば
結構厳しかったりするわけ。

ヨーロッパ勢が強いからな…本来だったら
今ぐらいの状況が1年前にできてれば
アジア枠でパリ五輪決まってたかも。
でも、アジア枠がもうなくなった今、
最後のラストチャンスレガッタ。

ヨーロッパで世界トップの人達に負けた強豪の
人達なわけですよ。要はサッカーで例えると
南米です。ワールドカップでも、チリとか
弱いわけでもなくて、めちゃくちゃ強い。

ワールドカップでここ何回か出てない
イタリアと日本が戦うと…ってことです。
じゃあ最後ラストチャンスレガッタで
その状況になっちゃったからね。」

み「でも、5枠に入り込みたいよな。」

岩城「いや、入り込みに行きますよ。」

み「入り込みに行こ。みんな応援してるし。」

し「もうちょいだよね。マジで。」

み「手伝える事務的な部分とかは手伝う!」

岩城「助かります。ありがとうございます」

フォーミュラーカイトの解説

し「リスナーさんからコメント来てます。
先行者の風下だったら相当、不利だから
そこからのコース取りで逆転できる技術も
付いてきているんじゃないですかって。」

岩城「うーん、どうなんだろうな。
いや、でも、そもそもが先行者の風下は
レベルが高い選手でも、そこに行っちゃったら
伸びないし、厳しいからなぁー…。
その前に先行逃げ切りの方ですね。

スタートダッシュで先攻で逃げ切る
パターンで行くのが多分順当じゃないかな。」

し「実際さ、レースが綺麗に観戦出来る
メディアがないじゃない。セーリング協会や
ワールドセーリングフォローしていても全レース
綺麗にスタートから中継してくれないからさ。」

岩城「うん。最後のメダルシリーズだけ…。」

し「しかも、メダルシリーズですら全容が
見えない感じじゃない。ボートレースっぽい
感じなんだろうなっていうのも感じつつ。
でも、あまり見えてないって言うね。
選手の拓海くんはわかってるんだろうけど。」

岩城「難しいですよね、あれを見せるって。」

し「多分、内側から攻めて、その最短距離で
行く人もいれば、高速回ってそっちの方が
スピード出て、遠回りするけどスピードは
出てますみたいなコース取りする人もいて。
答え合わせがターンの所で1回出るわけじゃん。
ワンマークもあるところで。」

岩城「そう、そこで1回みんな
バラバラになったのが1回集まって」

し「答え合わせになって、2週目入る時に
こっちのコースの方が良かったなとか。
こっちに強い選手いるから、その下に
ついてくらいだったら1人外に回った方が
ワンチャンあるか。みたいな。」

岩城「そう、そうなんです。
本当に頭使うってか、頭しか使わない。
僕はロジカル派の人間なんで。」

み「だよね。いつかのポストで見た僕は
勢いとよりもロジカルとか理論派です
って言ってた気がする。」

し「なんか、レースの面白さみたいなのを
もうちょっとね、皆さんに伝わるように
話せればいいのかなと思うけど…

頑張って追いかけてる僕ですら
レースもちゃんとまともに現場で見たりとかも
してない割には分かってる方ではあるけど
この程度な知識なわけですよ…」

み「私も最初は調べまくったんですけど
情報が出てこないんですよ。そもそも新しい
競技すぎてネットに落ちてないみたいな。」

し「他のセーリング競技の中で
言ったらどれに近いの?」

岩城「多分、全部一緒ですよ。」

み「全部一緒なんですか。昔やってた
2人乗りとかと、結局一緒ってこと?」

岩城「そうです。考え方は全部一緒なんで。
だから、僕は戦術戦略部分は、他の選手達
よりも、10年とか掛けて培ってるものがある。」

し「高さは、その風を受ける帆の位置
高さによって、 上空が強い風が吹いてるとか
低い位置の方が強い風が吹いてるとかって
いうこともあるじゃない。」

岩城「はい、ありますあります。」

し「これって、やっぱやりながら自分で
ここが1番引っ張ってくれるっていう
角度を探して、みんな大体同じ角度になるの?」

岩城「いや、基本的に上空の方が風が強いのは
強いんですけど…カイトが高いところにあると
風を流してる位置が、少なくなるので
上に上に持ってかれるみたいな感じ。
上の部分が使わないことになるんです。
カイトとを真横に向けて走ってるんで
真上に置いてないので。 その真横の部分の
上下でいった上の部分が高ければ高いほど
使えてないが大きくなっていくんで
できるだけカイトは水面に近い方が
いいっていうのが基本です。」

し「平行にして。横風で、もろに推進力に
入るってことだよね。力学です。

カイトの角度で真横になったらさ。
真横で前に引っ張ってくれたら
1番引っ張ってくれるじゃない?

上下にやると推進力が逃げる。
要は上下に引っ張られる力があるから
横に引っ張るんじゃなくて
推進力にならないで逃げちゃうって。
だから真横が1番多分本来速い。
ただ、攻めすぎると着水しちゃう。」

み「最悪ですね。よくレスキューを
してもらったとか言ってるやつ。
レスキューってことは近くに
船が走ってるんですか??」

岩城「この船が近くにいてみたいな。
漂流してたら助けに来てみたいな。」

み「なるほどなるほど。」

前編はここまで☆

結構しっかり語ってるやないかーい。
いや、この回の時は拓海くんも
海外に来たばかりで素の状態で
支援者様も酔っぱらってて
取材記事として成り立つのか不安でしたが
意外とちゃんと記事になってる。笑

後編は…ちょっとゆるモードです。笑
岩城選手の恋バナや好きなものを
お届けすることになりそうです。笑

ではでは、後編もお楽しみに☆
▼2024/3/19 追記▼

※写真は岩城拓海選手から
 許可を頂き、掲載しております。





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