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今日(正確には昨日)の刺さったスペイン語

¿Tenemos miedo de no poder llegar? No nos preocupemos de llegar, sino de avanzar. Ir avanzando es estar llegando.

私たちは、辿り着けないことに恐れを抱いているか?私たちは、たどり着けないことを憂慮してはいけない、(憂うべきは)進まないことだ。前進していくことが、たどり着いていることなのだ(拙訳)。

これは2024年4月29日現在、95歳のAlejandro Jodorowsky(アレハンドロ・ホドロフスキー)様のおことば。迷いながらも、歩みを進めること、それにより、私たちは、結果的に望む場所にたどりつく、と諭すその言葉は、簡単な単語の羅列なのだが、それが心に刺さるのは、言葉に経験という重みが足されていて、その反面、各自が心の中に抱える不安や悩みに訴える化学反応を起こすからだ。

ふと、頭に浮かび、適当につけたタイトル「スペインにも山はある」の根底にあるのは「人生山あり谷あり」。どこにいても山はある。見ないふりをしても遠回りしても霧がかかっていても、そこにある。誰でも不透明な将来には不安を抱く。みんながこの人生の一年生なのだから。ホドロフスキーは、そんな不安に普遍的な事実で応える。

Hoy estamos vivos. ¡¡¡Vivamos!!!
今日、私たちは生きている。生きようよ!



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