見出し画像

『ロミオとジュリエット』~『愛』と『死』に見るジェンダー~

こんにちは。
saoriです。

私は子供の頃からHSP気質、そしてエンパスの気質を持っていました。
そのために、普通の人が笑い飛ばせるような些細なことが
心に傷として残りがちでした。

そのうちに、私は<ぬのどうぶつ>とお話をすることで
自分の心を癒し始めたのです。

普通の人なら一晩寝れば忘れてしまえることを
いつまでも抱えている私は<ぬのどうぶつ>たちと
会話する事で、答えを見出したり、癒していったりしたのです。

(皆さんはぬいぐるみと言いますが私にとっては
ネコちゃんやワンちゃんと同じくらい家族なので
<ぬのどうぶつ>と呼んでいます)

念のため申し上げると、腹話術などではありません。

<ぬのどうぶつ>には私とは違う人格があり、
性格もそれぞれで、私に対する慰めや
アドバイスもそれぞれです。

今日は私が<ぬのどうぶつ>たちとどんなお話をしているか
ちょこっとご紹介したいと思います。

お相手はやさしいミルクティー色のうさぎさん、デーヴィッド君です。

デーヴィッド君と私はチケットが取れず観劇できなかった
星組の『ロミオとジュリエット(B日程)をライブ配信で見ました。

「saoriさんが『ロミオとジュリエット』を楽しんでいて
よかったですピョン」

私はそれまで『ロミオとジュリエット』になかなか拭い去れない
苦手意識があったのです。

「うん、実際に見てみたら出演者全員の熱演が素晴らしくって
また見たいとまで思っちゃったわ」

「やっぱりタカラヅカが大好きなんですピョンね」

「恋愛物語というよりも『何か』に翻弄される人々の物語に感じたわ」

「その『何か』は運命かもしれないですピョンし...
『死』かもしれないピョン」

「前評判どおり愛月ひかる(あいづきひかる)さんの『死』が
舞台を支配している感覚がすごかったわね」

「愛ちゃんさんはもはやトート閣下でしたピョン!
今は星組の2番手さんですピョンけどいずれ跡を継いで
トップさんになったら愛ちゃんさんのトートが観たいピョン!」

「星組だけまだ1回しかエリザベートを演っていないからね。
抜群の歌唱力を誇る現トップの礼真琴(れいまこと)さんが
いずれするのかな、と思っていたけれど愛ちゃんの迫力満点トートも
ぜひ見てみたいわ」

「僕は礼真琴さんなら『エリザベート』よりも
『1789』が観たいですピョン。
『エリザベート』よりも演者を選ぶと思うんですピョンけど
礼真琴さんならバッチリですピョン」

「『1789』の主人公ロナンもロミオに負けず劣らず
若々しい生命力が琴ちゃんにぴったりだわね。
初演の龍真咲(りゅうまさき)さんも変幻自在の歌唱力で
魅力のあるトップスターさんだったわ」

「愛ちゃんさんが『死』役というのもなんだかややこしいですピョンけど
『愛』役の希沙薫(きさかおる)さんもピンクの薔薇のようでステキでしたピョン」

「普段は男役の希沙さんだけど可憐で可愛かったわね」

「不思議ですピョンね。
『愛』も『死』も概念であって性別のあるものではないはずなのに
『愛』は女性の外見で『死』は男性的な外見で表現されていますピョン」

「マレフィセントみたいな女性の『死』や
『リボンの騎士』のチンクちゃんみたいに男の子の見た目な『愛』があってもいいはずなのにそこはなんとなくアンコンシャスバイアスというか」

「マレフィセントのような『死』なら想像がつきますピョンけど
優しくやわらかいダンスで表現される『愛』はどうしても女性のイメージなんですピョンね。
『死』に翻弄される人々をそっと見つめている『愛』は『死』と違って
何か自分からしかけたり、あやつったりはしませんピョン。
それが女性的に表現されるゆえんだと思いますピョンよ」

「女性は受動的なものなのかしら」

「能動的でない、というより憎しみや死すらも受け入れてくれる
懐の広さがむしろ女性的といえるのではないですピョンかね。
最後のシーンで『愛』と『死』が一緒にいたのも意味深でしたピョン」

「一回の動画配信では全容がつかみきれないし
もう一度よく見て確かめたいわ。
ブルーレイが欲しくなっちゃった」

「見るのもつらかった『ロミオとジュリエット』の
ブルーレイが欲しいとまで言えるようになったんですピョンね。
もうすっかり恋愛コンプレックスはなくなったようで安心しましたピョン」

「なんかさ、死んじゃうってわかってみているじゃない?
それでもね、あぁッ!ナイフなんか出しちゃダメよ!ってつい思っちゃって。
応援したくなっちゃったの。私も大人になったものだわ」

「saoriさんも悲しみや自己否定のコンプレックスを受け入れて...
それこそ『愛』ですピョン!」

「え!希沙薫さんみたいなピンクの薔薇のような?
すっごくうれしい!」

「ピョン!心の中にピンクの薔薇、ステキですピョン!」

「デーヴィッド君がくれたお花だよ」

「saoriさんが咲かせたお花ですピョン」

「ありがとう、デーヴィッド君」

私はデーヴィッド君をそっと抱き上げると心臓のあたりにくっつけるようにしました。
心の中でお花が花びらをふわっと開くような感覚がしました。


HSPやエンパスのあなた、
他の方から見ると些細なことが心にいつまでも
しこりになって残っていませんか?

デーヴィッド君はあなたの自己肯定感を高めてくれます。
元気を取り戻したい方がいらっしゃったら、
メールセッションはいかがでしょうか?

あなたにだけあてて送られた<ぬのどうぶつ>たちの
言葉はきっとあなたの心に染み入るはず。

先着5名様に限り、モニター価格でお受けしています。
あなたにだけあてたデーヴィッド君の回答と励ましを
約2000文字でご返答いたします。

通常価格¥6000 ⇒ モニター価格¥3000

ご希望の方はお名前とご相談内容を(1000文字~2000文字程度)
momentofthestars☆yahoo.co.jp
上記メールアドレスの☆を@に変えてご連絡ください。
折り返しお振込み先などをお送りいたします。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?