君が心をくれたから
年が明け、新しいテレビドラマがいくつか始まっています。
その中で、私がちょっと気になったのが、フジテレビの『君が心をくれたから』です。
と言っても見てはいないのですが、公開前の予告やネットの情報などを見て、『これは何？』と思ったからです。
上記リンク先の内容を、以下に転載します。
『色覚異常を患う太陽は赤信号を判別できず、車にはねられ重体に。そこに雨が駆け寄り、助けを呼んでいると“案内人”を名乗る男・日下が現れ、「あなたに“奇跡”を授けましょう」と告げるのだ。天からの使者だと察した雨は、「心を奪う」と言う日下から、“心”は五感を意味し、これから3ヶ月かけて1つずつ奪っていくと説明された。雨は太陽への強い想いのもと、この奇跡を受け入れ、彼を救う決断に踏み切った。』
ヒロインの雨は、日下のことを『天からの使者』だと察したとされていますが、天からの使者、つまり神様の使いなら、こんな条件を出すはずがありません。
神様は、私たちに必要なものを常に与えたいと思っています。
聖書にも、以下のように書かれています。
求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。
（マタイによる福音書 第7章 7節〜8節）
しかし、思慮浅く、分別のない者に安易に必要なものを与えてしまうと、その人が怠惰になるばかりでなく、せっかく得たものを無駄に浪費してしまい、救いの道を逃してしまうため、神様は私たちに軽々しく与えることができないだけなのです。
それに対して、サタンは私たちに何でも与えようとします。しかも、与えた分以上の見返りを必ず求めてきます。
聖書にも、サタンがイエスを誘惑する場面が書かれています。
更に、悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、世のすべての国々とその繁菜ぶりを見せて、「もし、ひれ伏してわたしを拝むなら、これをみんな与えよう」と言った。すると、イエスは言われた。「退け、サタン。
『あなたの神である主を拝み、
ただ主に仕えよ』
と書いてある。」そこで、悪魔は離れ去った。すると、天使たちが来てイエスに仕えた。
（マタイによる福音書 第4章 8節〜11節）
サタンはイエスに『世界を全部与えるから、その代わり自分にひれ伏し、自分の手下になれ』と要求してきたのです。
イエスはその要求を聖書の言葉ではね除けたため、敗れたサタンは去っていき、代わりに天使たちがイエスに仕えるようになりました。
サタンのやり方は、2000年前のイエスの時代も、現代も全く同じです。
『人間の願いを叶える代わりに、その人間から大事なものを奪い取っていく』のです。
『RAPT理論+α』の記事を読むと、人気や名声を得るために、周りの人や肉親の命を生贄として差し出した疑いのある芸能人がたくさん出てきます。
ここで改めて日下の言動について確認すると、雨の『重体の太陽の命を救ってほしい』という願いを叶える代わりに、『雨から五感を奪っていく』と言っています。
これは、『人間の願いを叶える代わりに、その人間から大事なものを奪い取っていく』という、サタンの行動パターンそのままではないでしょうか。
テレビ関係者には悪魔崇拝者が多いようですが、彼らにとってサタンはとても身近な存在なのかもしれません。
そのサタンとの契約は、彼らにとってはもはや日常の出来事なので、そのままドラマにしたのかもしれませんが、私たち一般の視聴者にはとても受け入れられない内容です。
実際に番組を視聴した人たちからは、辛辣なコメントが溢れていました。
そして、初回放送の視聴率も低調だったようです。
これだけのキャストを揃えて視聴率7.2%は、かなり厳しいのではないでしょうか。
（余計なお世話ですが）長崎に行ってロケをしたようですが、費用は賄えたのでしょうか。
番組を制作したフジテレビは、これまで数々の闇が暴かれています。
いや、フジテレビに限らず、芸能界全体が抱える闇が、ここにきて色々な場面で明らかになっているのだと思います。
ジャニー喜多川や松本人志の性加害問題など、その顕著な例と言えるでしょう。
もっとも、ジャニー喜多川がホモだということは以前から暴露されていましたし、『KAWATA NO BLOG』には5年も前から記事に書かれていました。
今、神様がこの地に強力に臨んでくださり、善と悪を分ける働きをなさっています。
私たちは悪の方に振り分けられて永遠の地獄に落ちてしまうことがないよう、神様の御言葉に従い、どんなに世の中が暗く冷え込んでいったとしても、常に明るく希望に満ち溢れた人生を送るようにしなければいけません。
RAPT有料記事802(2024年1月1日）世の人々が神を受け入れないので、これから長い冬の時代が到来する。その中でも、神を信じて愛する者だけが春を迎え、幸福を満喫して生きられる。
どうか一人でも多くの方が神様に立ち返り、幸せな毎日を過ごされることを心からお祈りいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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