みらいメドテック

医療現場の困りごとをものづくりで解決する医工連携は、全国各地で広がっています。これに取…

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医療現場の困りごとをものづくりで解決する医工連携は、全国各地で広がっています。これに取り組む医療者や企業、自治体から聞いた話と、その現場を見て学んだことを綴っていきたいと思います。

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  • 次世代スーパーマイクロサージャリー研究会

  • 飛沫飛散から医療者を守る!

    新型コロナウイルス感染症の患者さんの飛沫が飛散することで医療従事者が感染してしまうのを防ぐために生まれたビニールハウス型の飛散防止シールド。 実際に現場で使う医療従事者の声を集め、使い方や工夫の事例を共有しあい、ウィズコロナ時代のニューノーマルを考えます。

最近の記事

次世代スーパーマイクロサージャリー研究会発足とオンライン講演会の開催

次世代スーパーマイクロサージャリー研究会を立ち上げ、初めての講演会を2020年10月14日に開催しました。その報告をさせていただきます。 次世代スーパーマイクロサージャリー研究会とは リンパ浮腫を外科的治療を可能にすることで知られるようになった超微小外科。一般にスーパーマイクロサージャリーと言われます。私たちは、このスーパーマイクロサージャリーを医療面・産業面におけるさらなる発展・普及を目指し、光嶋勲先生(広島大学国際リンパ浮腫治療センター長)を会長とする「次世代スーパーマ

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      視認性の確保はいかに? ビニールハウス型飛散防止シールドの実力

      2020年8月6日に医療現場の感染対策としてとても重要な、飛散防止シールドの勉強会を開催しました。 そのなかで、ビニール袋をかぶせることで医療従事者にとって視認性はどうなのかが話題になりましたので、動画でご紹介します! プロジェクトマネージャー  Kiwi(医療機器安全管理支援)代表 大石杏衣さん  株式会社iDevice 代表取締役 木戸悠人さん 取り組みの概要: https://ikou-funding.com/project/onece_1/ ☆みらいメドテック☆ HP:https://ikou-funding.com note:https://note.com/mirai_medtech/ Twitter:@MiraiMedtech Facebook:fb.me/MIRAI.Medtech

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        医療現場の感染防止対策、ビニールハウス型の飛散防止シールドの活用術(8月のまとめ)

        こんにちは。みらいメドテックの長谷川です。 2020年8月6日に開催したオンライン勉強会の報告動画です。 患者を救う医療従事者を感染から守るために、臨床の現場から生まれたビニールハウス型飛散防止シールド。現場では様々な工夫がされており、6月から8月にかけて寄せられた活用方法を総まとめでお届けします! プロジェクトマネージャー  Kiwi(医療機器安全管理支援)代表 大石杏衣さん  株式会社iDevice 代表取締役 木戸悠人さん 取り組みの概要: https://ikou-funding.com/project/onece_1/ ☆みらいメドテック☆ HP:https://ikou-funding.com note:https://note.com/mirai_medtech/ Twitter:@MiraiMedtech Facebook:fb.me/MIRAI.Medtech

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          ビニールハウス型の飛散防止シールド、広がる医療現場での活用方法

          こんにちは。みらいメドテックの長谷川です。 先日は、寄贈先の医療施設の方にご登壇いただいた模様を以下の動画でご紹介しました。 こんな風に役立った、患者さんをすっぽり覆うビニールハウス型飛散防止シールド : https://note.com/mirai_medtech/n/nb3c2a6d983bf 今回ご紹介する動画では、寄贈先から寄せられた使い方の写真と工夫の方法をまとめています。 例えば、アルミフレームにかぶせるビニールのサイズや、医師の腕を通すために入れるビニールの切り目は縦か横か、飛散した飛沫がビニールの外に漏れないように陰圧の仕組みを施設内にある道具を駆使して工夫するなど、現場のアイデアが満載です! ぜひ、ご覧ください。 次回のオンライン勉強会は、8月6日に実施しますので、ご関心ある方はぜひ、お申し込みください。  ↓ ↓ https://medtech-station.com/event/267 <概要> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 海外論文から紐解く医療現場の新型コロナウイルス飛散防止を考える勉強会   日 時: 8月6日(木) 18:30~19:30   場 所: オンライン会場   参 加: 無料   主 催: 株式会社iDevice、Kiwi(CE医療機器安全管理支援)、一般社団法人未来医療ファンディング&マネジメント(みらいメドテック) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○お申し込み:   下記URLからお申し込みください。  https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_6duNljMETHi6DQLRK78KKQ  ○プログラム:  □ 開会  |  ◇ 開会挨拶・概要説明   |  一般社団法人未来医療ファンディング&マネジメント(みらいメドテック)  |  代表理事 柏野 聡彦  |   ◇ 話題提供  |  |  『 海外論文から紐解く院内での飛沫飛散防止 』  |  株式会社iDevice  |  代表取締役 木戸 悠人  |  |  一般社団法人未来医療ファンディング&マネジメント(みらいメドテック)  |  理事 山森 伸一  |  理事 五反田 正一  |  ◇ 事例紹介  |  |  『 現場事例:VHシールド(ビニールハウス型飛散防止シールド)を使う現場 』  |  Kiwi(CE医療機器安全管理支援)  |  代表 大石 杏衣  |  ◇ 質疑応答・ディスカッション  |  |  ◇ まとめ  |  □閉会 ○司会進行:   一般社団法人未来医療ファンディング&マネジメント(みらいメドテック)   事務局長 長谷川 裕美 ○お問い合わせ先:   一般社団法人未来医療ファンディング&マネジメント(みらいメドテック)   担当:事務局長 長谷川 裕美    お問い合わせ:https://ikou-funding.com

        次世代スーパーマイクロサージャリー研究会発足とオンライン講演会の開催

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          こんな風に役立った、患者さんをすっぽり覆うビニールハウス型飛散防止シールド

          こんにちは。みらいメドテックの長谷川です。 私たちが医療施設に届けようとしている、片手で持てて軽量、患者さんの胸部から頭部まですっぽり覆うビニールハウス型飛散防止シールド(VHシールド)。すでにお届けした医療現場では様々な使い方と工夫の幅が広がっています。 2020年7月16日に開催したオンライン勉強会で事例を紹介していただきました。 新型コロナウイルス感染疑いの患者さんを別の医療施設に搬送することになり、患者さんがつけている人工呼吸器の切り替えをする時にVHシールドを使用されたそうです。 その時のエピソードを現場の臨床工学技士さんから伺いました。 取り組みの概要: https://ikou-funding.com/project/onece_1/

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          オンライン報告会 医療現場のニューノーマルを目指して

           こんにちは。みらいメドテック事務局長の長谷川です。  2020年6月4日から【医療現場から生まれた飛散防止シールドを医療施設へ無償で届けるクラウドファンディングプロジェクト】に取り組んでいます。開始から3週間後の6月25日に進捗のご報告会を開催しました。  15名から10万円弱のご寄付をいただき、5施設にお届けできたことをご報告させていただきました。実際に、飛散防止シールドを受け取られた医療施設の方にも、オンライン報告会にご参加いただき、想定する使い方についてお話いただき

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          メンテナンスとランニングコストは如何に?

          こんにちは。みらいメドテック事務局長の長谷川です。 2020年6月25日に【医療現場から生まれた飛散防止シールドを医療施設へ無償で届けるクラウドファンディングプロジェクト】の進捗報告会をオンラインで開催しました。 飛散防止シールドを現場で使い続けるにあたって、メンテナンスのしやすさやランニングコストはどうなのかという質問がありました。 臨床工学技士が考えたとあって、コストや現場での取り扱いのしやすさの気配りが、この飛散防止シールドには詰まっています。安心、安全を守りながら、現場に合わせた使い方ができるのも良さの一つ。 医療施設に届けて終わりではなく、「使いこなし術」を広げていけるような取り組みをみらいメドテックは応援していきたいと思います。

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          「ビニール袋の使い方を教えてください」

          こんにちは。みらいメドテックの長谷川です。 2020年6月25日に【医療現場から生まれた飛散防止シールドを医療施設へ無償で届けるクラウドファンディングプロジェクト】の進捗報告会をオンラインで開催しました。 その時の模様を抜粋してお届けします。 飛散防止シールドは、骨組みがステンレスでできており、ビニール袋をかぶせて使います。使うたびに、患者の体勢や施術の内容、術者の体格などに合わせて腕を通す穴をビニール袋に開けるのですが、実際にどんな風に使われているのかを、私から質問をさせていただきました。

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          医療現場のニューノーマルになりますか?

          こんにちは。みらいメドテックの長谷川です。 2020年6月25日に【医療現場から生まれた飛散防止シールドを医療施設へ無償で届けるクラウドファンディングプロジェクト】の進捗報告会をオンラインで開催しました。 飛散防止シールドは、患者を救う医療従事者を新型コロナウイルス感染から守るために考案されたわけですが、他のウイルス含めて医療従事者をしっかりと守る取り組みが医療現場で習慣になるといいですねといったコメントを質疑応答でいただきました。 そのきっかけづくりの一助になれるよう、このプロジェクトをしっかりと遂行していきたいと思います!

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          無償提供のあり方を考える

          こんにちは。みらいメドテック事務局長の長谷川です。 2020年6月25日に【医療現場から生まれた飛散防止シールドを医療施設へ無償で届けるクラウドファンディングプロジェクト】の進捗報告会を開催しました。 この動画では、質疑応答で会場から挙がった、「日本財団や日本宝くじ協会から知恵を借りられないか?」という問いに対する見解と課題についての話を抜粋しています。 公的な医療施設の中には、「無償提供」という形では受け取りが難しいという声が実際にあります。これに対しては「サンプル提供」にすると受け取ってもらいやすいことがわかりました。 医療施設によって異なる対応に合わせて、50施設に届けていけるよう努めてまいります。

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          オンライン報告会 飛散防止の「百瀬シールド・プロジェクト」について

          こんにちは。みらいメドテック事務局長の長谷川です。 2020年6月25日に開催した【医療現場から生まれた飛散防止シールドを医療施設へ無償で届けるクラウドファンディングプロジェクト】の進捗報告会から抜粋した動画をお届けします。 ONE CE「コロナ対策プロジェクト」臨床工学技士メンバーで、Kiwi(CE医療機器安全管理支援)代表の大石杏衣氏から、このプロジェクトが目指している姿、医療従事者を新型コロナウイルス感染などからいかにして守っていくかについてお話をさせていただきました。

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          5つの医療施設へのお届け!「無償提供」で見えてきた課題も

          こんにちは。みらいメドテック事務局長の長谷川です。 2020年6月25日に開催した【医療現場から生まれた飛散防止シールドを医療施設へ無償で届けるクラウドファンディングプロジェクト】の進捗報告会から抜粋した動画をお届けします。 6月4日にプロジェクトを開始し、15名にご支援をいただき、10万円弱の寄付が集まりました。この度の報告会では、5施設への無償提供を終えたことをONE CE「コロナ対策プロジェクト」臨床工学技士メンバーで、株式会社iDevice 代表取締役 木戸悠人氏よりお話をさせていただきました。 医療施設から届いたお礼状と実際に使っている様子の写真も紹介をさせていただきました。

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          <ご挨拶>飛散防止シールドを医療現場に届けるクラウドファンディングの進捗報告会

          こんにちは。みらいメドテック事務局長の長谷川です。 2020年6月25日に【医療現場から生まれた飛散防止シールドを医療施設へ無償で届けるクラウドファンディングプロジェクト】の進捗報告をいたしました。 プロジェクト開始から3週間、いただいたご寄付で何を実現したのかをご報告させていただきました。 報告会はみらいメドテック代表理事の柏野の挨拶で始めさせていただきました。

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          命をつなぐバトン、設計図の大航海!

           こんにちは。みらいメドテック事務局長の長谷川です。  6月4日に、医療現場から生まれた飛散防止シールドを医療施設へ無償で届けるクラウドファンディングプロジェクトを開始しました。このクラウドファンディグは、ものづくり企業さんと臨床工学技士さんが共同で生み出した、医療従事者の命と安全を守る感染防止の防護具を1つでも1日でも早くまだ使ったことのない医療機関に届けたいという思いを受けついだプロジェクト。人から人の手に渡り、目的地へとまるで旅をするかのような設計図ということで、この本

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          医療現場から生まれたビニールハウス型飛散防止シールドを医療施設へ無償で届けよう!

          こんにちは。 みらいメドテックの長谷川です。「医工連携にもクラウドファンディングを必要とする場面があるのではないか」という視点で、医療従事者が考える医療現場の困りごとをものづくりの技術で解決するためのサポートをしています。 6月4日に新しいプロジェクトを始めましたので紹介をさせてください。 臨床工学技士たちの挑戦  医療現場には、医療機器の安全管理をする臨床工学技士がいます。彼ら臨床工学技士は、医療機器の臨床スペシャリストとも呼ばれ、医学と工学の双方の立場から、チーム医療

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          工夫したクラウドファンディングの使い方など、Q&A

          こんにちは。 みらいメドテックの長谷川です。 2020年6月4日に「医療現場から生まれた飛散防止シールドを医療施設へ無償で届けるクラウドファンディングプロジェクト」のオンライン説明会を開催しました。 1台でも1日でも早く、飛散防止シールドを医療現場に届けるために、私たちが考えたクラウドファンディングを使うときの工夫や、説明の補足をQ&Aで行いました。 ぜひ、ご覧ください!

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